馴染みの外猫さんが縄張りを守るべくガチで争っていました。
どちらも怪我なく、手前の黒っぽい迷い猫が逃げて行きました。
家の中の猫の争いなんて、ほんと小競り合いですねぇ。
「寝たきり地獄はもういたじゃ』という本を夜な夜な少しずつ、あちこちつまみ食いするように読んでいます。
この本に出てくる施設は、方向転換をして、施設の高齢者の方を中心にした施設の運営をされています。
でも、高齢者を取り巻く状況は、自立して自分で生活できている方以外は、なかなか悲惨さも感じるのかもなぁと思います。
一体、いつから高齢者は「介護される人」になったのでしょう。
高齢になって自力で暮らすことは特別なことになったのだろうか、自分が暮らしていた場所で暮らすことは贅沢なことなのだろうか、そんなことを考えながら読んでいます。
飛ばし飛ばしで、興味のあるところだけ読んでいるので、全部読んだらもっとまとまりのある感想を持てるかもしれません。
それにしても、高齢の方が認知面が怪しかろうが、思考が過去にどっぷりになっていようが、その人らしく生きるためには、周りの人がどんな立場で支えるかがどれだけ大事なのか、ということは伝わってきます。
そして、高齢者が主体性を奪われると、その主体性を取り戻そうとできる限りの手段を発動する姿に、人の尊厳を保とうとする姿を見るように思いました。
その姿は、きっと発達障害のお子さんも一緒ではないかなぁと頭をかすめながら、本を読み進めることです。