あっという間に1月が終わりそうですね。
写真は文句言ってる、のではなく大あくびの棗です。
さて、相変わらずのコロナの騒ぎ。この騒ぎ方は、煽り方はなんだろうと、違和感よりも不愉快、不愉快よりも腹立たしくなってきます。
この騒ぎの中、鹿児島市内の公立の小中高の学校で部活動が停止になると新聞に載っていました。
蔓延防止重点措置の期間と連動して行われるそうで、この期間は校庭、体育館などの施設は一般開放もせず、そういう場所と関係のない吹奏楽部なども活動は停止するそうです。
そして、これは「市医師会が感染拡大を懸念して一時停止を求めて」いて「医師会の要請をなどを踏まえた判断」だそうです。
これは、我が地元の南日本新聞に書いてあったのですが、一方で、こんな記事もあるわけです。
J1磐田の鹿児島キャンプが21年連続25度目で、白波スタジアムで2月6日まで実施と。
新聞記事を書くというのは、それぞれが持ち寄った事実に基づく記事で、隙間を埋めていく作業なのでしょうか。
テレビ欄からめくって読んだ私は、子どもたちの部活停止→J1磐田のキャンプ実施の順番で読み、なんじゃこれは‼︎と思うと同時に、はらわたが煮え繰り返る思いになりました。
私は個人的には、県内に旅行に来る人が増えればいいと思っているし、飲食店の営業の時短も必要ないと思っている者です。
でも、子どもたちの部活は停止する一方で、サッカーのキャンプはウエルカムという大人のご都合主義には、とても腹が立つし、そんな矛盾を何も感じていなそうな新聞にも腹が立つのです。
罹っても無症状者が多いという子どもたちの部活動をしないのに、サッカーのキャンプは大歓迎!
おかしいと思わないのかなぁ、と思うのです。
一地方の新聞は、中央紙と呼ばれるところに追随しておけばよく、独自の視点や考察なんてないのでしょう。
と、そんな難しい話ではなく、普通に考えて「あれっ、変じゃない?」と疑問を呈することはないのかな。
学校自体が休校になることはないものの、
本当に部活動は停止にしなければいけないのか、教育行政に関わる方々は考えて欲しいものですね。
10年以上前ですが、インフルエンザが猛威をふるい、学年の担当教員9人中7人インフルエンザになったことがありました。
子どもたちもクラスによっては「これって学級閉鎖にならないの?」というほどの欠席でしたが、普通に学校はあったし、部活もありました。
他学年の先生の手伝いももらい、学年で唯一罹らなかった体育の先生と私で4クラス自習監督や部活の見守りとフル活動の1週間でした。
学校って、そうやってきませんでしたか?
大人が頭、冷静になりませんか?
子どもたちの日常を振り回すのをやめましょう。
学校の言いつけを守ったレジスタンス活動(笑)智くんの充実した満足げなお顔が思い浮かびます。
そして思えば、私たちも子どもの頃もそうやって、「よし、これいけるやろ!」と色々なことをやっていましたよね。
今のお子さんたちもたくましく、そうやって「言いつけは守ったよ!」と楽しみを上手に見つけているのだろうなぁとは思います。
とは思うものの、制限のされ方が国とか県レベル。しかもスポーツ選手のキャンプはOK。昨日も日本代表のサッカーの試合あったようですがそういうのはOKで、部活や県大会はダメ〜ってなんなんだ、と思うのですよね。私が高校生だったら「こんな風邪ごときで!」とムカついて顧問にに文句言いにいってるなぁ〜って。
世の中のこういう空気感を打破するのは、今のようにSNSで色々な情報を取りに行ける時代でも難しいのだなぁと、思いつつも、ごまめの歯軋りにしかならないのですが、家の庭をノーマスクで掃きながら、マスクして登校中の小学生に「いってらっしゃーい!」言う日々です。
昨日より、息子は感染してもおらず症状もないものの、感染すると重症化して危険ということで、拝み倒されてしぶしぶ自主休校しております。
本日、学校よりの宿題を取りに小学校の職員室に行きました。息子が自主休校したことで、休んでいる間は、息子が感染しても一切責任がないことになった職員の先生方は、非常にニコニコされていました。
宿題には『ゆっくり解いてね』の担任の文字が。
それから外出ついでに散歩して、薬局で漢方薬を買い、最寄りJR駅近くの書店で放課後デイサービスで使うひらがなドリルを買い、ついでに市役所前の地下街まで足を伸ばして、雑誌と巻き寿司と化粧品を買い足していたら、地下鉄を使っての、合計3時間近くのプチ旅になってしまいました。
たしか、学校の先生からは、『授業があっている時間帯は、通院以外は、外に出ないでください』と言われていましたっけ・・・。
純真にそれを守ろうとして、一度の外出であれもこれも済ませようとして、結局長旅になってしまった、うっかりものの親子でした。
「言いつけは守ったんですよ。ただ、用事をあれこれ思いついたので、片付けていったら、こうなっただけです!」
と先生に見つかったら申し開きするつもりですが、もともと当地の教育委員会が、オミクロンを必要以上に怖がらなければ、こんな事態にはならなかったと思います。
ですので、当地の『ハイハイと素直に表面上は従うけれど、堂々と有名無実化させる行動をとって、命令を形骸化させてしまう』関西人クオリティを少し見習って、マイペースで生活していこうと思います。
いま、息子は予期せぬプチ旅帰りで、行動欲がすっかり満たってしまって、おとなしくしております。
これは、いわゆるレジスタンス活動になるでしょうか。
鹿児島の小学生さんたちも、頑張ってください。