日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

後の先。

2014-10-22 22:50:21 | 日記
 夕方近くになって、末っ子猫の梅ちゃんが、今日も粗相をしました。
猫のトイレの手前のカーペットの上での粗相、
砂をかけるように、その辺のものをよいしょよいしょとかけていて、被害拡大。

 いつもは朝なのに、今日は夕方。
カーペットを洗って、干すこともできず、
とりあえず新聞でカーペットをサンドウィッチ。
明日はまずは晴れて欲しいですね。

 フォイヤーシュタインのワークショップで、
先生が白鳳が双葉山の相撲を目指し、言っていたと紹介してくださった言葉。

「後の先」

 私は初めて聞く言葉でした。

 「相手の動きに応じて、こちらも動き、攻めること」

 先生は、
「媒介も後の先でいかなくてはね。まぁ、なかなか難しい!一生の課題やね。」
とおっしゃいました。

 フォイヤーシュタインで用いられる、「媒介」という言葉。
何かと何かの間で両者の、仲立ちをすることが辞書的な意味の媒介ということです。

 フォイヤーシュタインでの学習での「媒介」も似たようなことなのですが、
世界と人の間で、教材を用いながら仲立ちをする人が、
ただ、教材や場の空気感の流れに身を任せるのではなく、
目の前にいる人が、何を必要としているかを見極めて、感じる。
そして、相手の理解力や感性にアンテナを張って、
教材をやり終えた充実感に留まるのではなく、
教材で考えたことやプロセスを日常の生活や思考にどう知恵として結びつけるか。
さらに、学んだことは学習する側にとって、どんな意味があるのか…。

 そのようなことが、
フォイヤーシュタインで求められる「媒介」ではなかろうか、
というのが、現段階での私の理解です。

 フォイヤーシュタインの教材をはじめるとき、
相手の出方を良く見て、「後の先」で媒介することは、
高くて遠いですが、目標だなぁ~と思いました。

 しかし、梅ちゃんの粗相には、「先の先」で応じたいものです。

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