日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

私の発達。

2016-02-14 20:31:24 | 発達応援
 明日から寒いそうですが、
少しずつ、少しずつ、気温が下がっているのを感じます。
猫も膝に来るひんやり感。

 体調管理に気をつけねば!
 
 今日は、発達支援コーチ初級の2日目でした。
講座の中で学童期の子どもの視覚のチェックリストで
自分のものの見え方などをチェックする時間がありました。

 今の私は45の項目のうち、チェックが入るのは2つほどで、
そんなに不自由なく、暮らししています。

 ところが、そのチェックリストで小学生の頃の自分をあてはめてみると、
ほぼ、「よくあてはまる」でチェックがはいります。

 字は汚かったし、家で音読すればしょっちゅう訂正されるし、
筆算は位がそろわず、定規で線を引いても斜めになるし、
「あそこみてごらん」と言われてもどこかわからないし、
地図帳で場所を探すのも苦手、鏡文字も書き、
図形を写せば歪んでいたし、書いた文字は大きさがそろわず、
探し物を探すのがへたで、分度器を使うのもへた、
グラフや表は理解するのも作るのも苦手、…などなど。

 あら、結構、苦労してたじゃん!私!と我ながらびっくりです。

 一体、どんな努力でそれらを克服したのか。
今となっては、覚えていませんが、
私がラッキーだったのは、父が「ゆっくりできるようになるから大丈夫」と、
私ができないことを見守ってくれていたことと、
毎日のようにノートチェックをする母が、
「字が汚い!定規を使いなさい!」などと、できないことを指摘しつつも、
別に怒ったり、叱ったりするわけでなく、
事実を淡々と言ってくれていたことでしょうか。

 「できない」ということで、叱られたり、脅されることがなかったので、
私は小学生の頃から勉強が好きで、自分で気になったことは、
勝手に調べて、知識を深くしていっていました。

 テストが悪くても、それで遊ぶことを制限されることはなく、
毎日、学校から帰ったら、即、山や公園に遊びに出かけていました。

 そんな風だったので、ゆっくり育ってきた私の機能が、
年齢に追いついた時、自然と困らなくなったのかなぁ~と思います。

 私は「未熟児で生まれて、ウイスキーの瓶にお湯を入れて、
リンゴ箱に寝かしていたんだよ。」と言われていたので、
そんな子が多少勉強に遅れようと、生きてればいい、と両親、
特に父は思っていたのだと思います。

 やっぱり、親ってありがたいものだなぁ~と、
感謝した、今日の発達支援コーチの終わりでした。

 

 

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