日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

利用活用しての療育!

2017-04-01 21:08:09 | 算数
 5月に熊本で栗本さんのコンディショニング講座があります。

 

 というのは通常お知らせなのですが、

4月の下旬に栗本さんの期待の新刊が花風社さんから発売されるそうです!


 今から楽しみ楽しみ

 さて、昨日のブログで「療育は神様のご信託ではないですよ〜」ということを書きましたら、
「療育って、行っても意味がないのかしら…」と不安そうなご意見をいただきました。

 療育が意味がないもの、とは思っていません。
 
 集団の中で気になる子どもを岡目八目目線で、
早めに何らかの手だてを立てるために、役に立っている一面があると同時に、
他の要素も考えられるんじゃないの、ということ。
早期発見、早期療育」の名のもとに、療育機関で代表をしている方が、
保育園等を巡回し、療育に行く子をピックアップしている、という状況もある、ということです。

 施設を運営するということは、大変なことです。
そこで働く職員さんもいらっしゃるし、施設を維持するのだって大変です。
そういう背景もあるよねぇ、ということです。

 そのことと、療育に行くことに意味があるのかしら…、というのは別の話しだと思います。

 お子さんをただ、療育に通わせて、療育機関の方にただただ指導をお任せしていれば、
通っているお子さんがオートマチックに素晴らしく成長する、ということはないと思うのです。

 お子さんが取組んでいることは、どんなことを伸ばそうとしているのか、
療育でやっていることを家で取組むにはどんなことをしたらいいのか、
親として、子どもの気になることを聞いてみる、家での取組みを聞いてもらう…。

 療育機関に通うなら、出発点は「療育に行くよう言われた…」でも、
子どもをお任せするのではなく、親目線でたくさん利用したらいいと思うのです。

 でも、子どもさんが療育の指導(?)を受けている間、
保護者さんは別のところでお話があったりする場合もあるようなので、
そんなときは、後で支援者さんを捕まえて、その日の取組みを根掘り葉掘り聞いてみてはどうでしょう。

 療育機関に通って、指導を受けていようと、
保護者さんは保護者としての主体性を発揮して欲しいな、と思うのです。
そうすることが、子どもさんのためになると思うのです。

 ご自身のお子さんについての感覚は、保護者さんがプロ!
今、ご自身のお子さんに必要なことに貪欲になって、お子さんをしっかりみて、
療育機関に委ねるのではなく、療育機関を利用、活用してくださいね。

 子どもと修行に励む保護者さんなら、療育の「餌食」にはならないでしょう。
療育のプロとして、きっと、良い方法を一緒に考えてくださると思いますよ!

 保護者の主体性を大切に!





 


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