今回は季節を合わせて画像掲載してみる。
20年以上前のものだが、この時代アントンKは、仕事で埼玉~群馬~長野と廻ることが多かった。それぞれに取引先があって、公私ともに一番充実していた時代に思える。それに伴い、仕事の合間をみて鉄道の撮影をすることが増えていったが、それだけ撮影したいと思う被写体も多かったとも言えるか。行きがけの駄賃であり、帰りがけの土産であることも多々あり、今さら振り返ると、何とも懐かしい画像に当時が甦ってくる。
八高線の朝の貨物列車。仕事前の1発は、八高線かあるいは高崎線でやることが多かった。当時、八高線には、煩雑に貨物列車の設定がまだ残っていて、高崎と八王子を結ぶ専用列車も何往復か存在していた。機関車はDD51であり主に重連運転だったが、この朝の列車は、単機けん引が多かったと思う。遠く榛名をのぞみながらキンとした空気の中、のんびりと姿を現したDD51はとても凛々しく見えたもの。これが日常だったのだから、もう少し気合を入れて撮影すべきだったか・・
1997-02-05 5292ㇾ DD51895 JR東日本/八高線:用土付近