当たり前に走っていた電車が消えていく。先日栃木の205系電車が引退するというので、友人にお付き合いしてきたが、アントンKには、205系といっても今一つピンと来なかった。やはり205系なら103系、211系は115系となってしまう。おそらく国鉄時代から一番よく乗り、自身で馴染みが深い電車なのだと思うが、そんな電車たちよりも後年の電車たちが引退していく時代となり、感慨もひとしおである。
115系電車と言えば、JR東日本では新潟地区の115系電車が定期運用を外れたようだ。歴代の塗色が一同に返し長年活躍を続けてきたが、とうとう後継の129系電車に道を渡したらしい。寂しくなるなぁ。地方に行けば元気な姿をいつでも見られた安心感すらもう許してはくれない。
首都圏から関東北部を一手に走っていた115系。春をいく頼もしい姿も記憶の片隅に留めておこう。
2009-04-10 115系電車 JR東日本/上越線:新前橋付近