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荷物列車が全国から消滅してかなりの時間が経ってしまった。荷物列車というと、まずは機関車けん引の客車列車を思い出し、EF58を筆頭に、ED75やEF81などがけん引していた地方幹線で出会うことができて、大変懐かしい。また首都圏では、17メートル電車を改造したクモニ13が幅を利かせていて、よく遭遇したことを思い出している。
ここでは、普通列車と併結で運転されていた郵便・荷物列車の話題。昔は急行客車列車の機関車の次位には、荷物や郵便の客車が連結されているケースを良く見た。それと同じく普通列車にも併結されてるケースがあった。掲載写真のような、上野と長岡とを結んでいた115系の普通電車にクモニ83とクモユ141が併結されているパターンだ。もちろん併結するスジは決まっていたが、あえて狙って撮影した記憶はない。東海道線では、このパターンでクモユニ74の併結があったし、中央東線では、スカ色の115系電車にクモユニ82が連なったスジがあった。今にして思えば、珍しくも感じてしまい、近年の団臨か何かで、わざわざ荷物車を併結して走らせていたことが記憶に残っている。
写真は、長岡発の普通電車115系の長大編成。先頭のクモニ83は、釣りかけ式モーターで、独特な走行音で異彩を放っていたことが思い出される。
1976-03-28 724M クモニ83004 高崎線:宮原付近にて
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