言わずと知れたカートレイン。昔は、夜行列車でもこういった変わり種列車も存在していて、バラエティに富み楽しめた。このカートレインは、都内から九州を結ぶカートレ九州に始まり、北海道までのカートレ北海道や、名古屋始発で九州まで行ったユーロライナーを使った列車までに発展した。アントンKの知っている列車はこのこらい、まだ他にもこの手のカートレはあったかもしれない。
掲載写真は、そのカートレイン九州号。当初は20系ナロネ21の編成で運転開始。後部の自動車積載車は、パレット型の改造客車が使用され、側面に「カートレイン」と愛称板が付いていたと記憶している。この日、金谷の大カーブも朝霧に覆われて露出もなく撃沈状態。おまけに、美しくカーブして林立していた木製ポールも、コンクリート製へと工事中の最中で景観が乱れがっかりした思いが湧き出てくる。ここでよく見る立ち位置より低いことが、当時の心境を物語っているようだ。
1990-07 8012 ㇾ EF651104 カートレイン九州 JR東海/東海道本線:菊川-金谷
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