長年鉄道が好きで、今まで何かしら鉄道に関わって生きてきたアントンK。はっきりと意識し出したのは、1974~75年頃だから随分長い関わりとなった。その当時生まれた車両たちは、寿命が来て走っていない車両たちも多くなってきており、電車で言えば、183系・189系など、当時国鉄を代表する特急電車たちがそれに当たる。以後鉄道も国鉄が民営化され、また世の中も大きく変化したから、一個人の趣味そのものの存在感も変わったように思える。
アントンKの世代が、ぎりぎり国鉄蒸機世代であり、ゴーナナ、ゴハチ世代だとすれば、もうひと世代お若い世代は、EF65・EF66世代であることに気がつき、我々がゴハチを追いかけていた事と同じようなことがロクゴで行われていた。一回り二回り若い世代のファンと話す機会も幸い多いが、彼等との会話から、時代は繰り返すということをつくづく考えさせられるのだ。鉄道趣味は、時代を越えて世代の垣根をも越えて、心通わせることができる素晴らしい趣味だと思うが、今後もずっと末永く続いていって欲しいと心から願いたい。アントンKの周りの若者を見る限り、継続は必然と思えるが、時代に流されることなく、鉄道を愛するという炎は消さないで欲しい。
あまり文脈とは繋がらないが、EF65F型の貨物列車。アントンKもロクゴのF型は好きだが、今にして思えばJR化後P型とともに一緒にされ、更新色に変わり出してからは興味が半減してしまった。また試験塗装など民営化後の変化に減滅したことも一時的に気持ちを割いたといって良い。
1986-10-19 EF65519 東海道本線:真鶴付近
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