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先日、スカ色最後の113系が長野に向かい、これで関東から113系が消滅してしまったようである。思えば、横須賀線からは、はるか昔に113系は廃止され、また乗り入れている総武線からも減少し、東海道線からも湘南色の113系が数年前にいなくなり、今回最後の砦であった千葉地区のローカルからも撤退となった。
当然我々の年代は、過去この近郊型と呼ばれる113系や115系は、もっとも御世話になった形式と言っても良いかもしれない。色々な思い出が甦るが、やはり、学生時代は、こいつ等に乗車して、東京から大阪や、新潟へ乗り継いで行ったことが懐かしく思える。むろん直通ではないから、何回も乗り換えることになるが、その全てが当時は、113系であり、またはその兄貴分の111系であった。モハのユニットの連結部の席を陣取り、他人構わず窓を最上部まで全開にして今でいう「乗り鉄」を楽しんだものだ。テレコを持ち込んで走行音を録音したっけ?いや~懐かしいものだ。
写真は、毎年房総地区では夏季は夏ダイヤに変わり、たくさんの行楽客を乗せて走っていた快速「白い砂」号。今回のさよならのイベントでも、このマークは登場したらしいが、実際には写真の通り長大編成で運転されていた。
1978-8-13 小岩にて
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