![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/33/cb80daed938dfdac600d262635761c41.jpg)
季節を合わせて画像を掲載しているが、年末年始の多客臨が終わり、初詣臨も落ち着く頃、目指していたのはやはり雪中での上越線の電機たちだった。何度行っても魅力は衰えるどころか、さらに深まるばかりで、次々にアイディアが浮かんできたもの。まあ今思えば、若気の浅知恵だが、それでもカメラを持ってフィールドへ立つ喜びを噛みしめ、撮影を終えても、すぐにまた撮りたいと思ったものだった。こんな気持ち、今では少し懐かしく思う。またあの時のように燃えてみたいものだ。
この日は、強い冬型のせいか、軒並み夜行列車に遅れが出てしまっていた。何の情報もなく、都内から始めたようだが、写真の急行「越前」は、次位にEF58の付いた重連でやってきた。通常はEF62のみのけん引であり、時たまEF62の重連運転は見かけたが、ゴハチとの重連はこの時が最初だった。少しでも撮影条件を良くするために、推進回送まで撮影し、その後大宮で遅れの急行「鳥海」、そして蓮田まで行って、津軽や八甲田を撮影している。古き良き国鉄時代の思い出がたくさん詰まった1日。今後もこんな日常を綴っていきたい。
1980-02-08 回606ㇾ EF6238+EF58175 東北本線:西日暮里付近
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます