2010年1月9日公開 アメリカ
グリーティングカード会社に勤めるトム・ハンセン(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)が、初めてサマー・フィン(ズーイー・デシャネル)に会ったのは、社長の新しいアシスタントとして紹介された時。それがサマーとの1日目で、トムは一目で恋に落ちた。4日目。エレベーターの中で会話を交わす二人。28日目。カラオケパーティの席で、トムはサマーが愛を信じていないことを知る。だが、サマーは「友達になって」とトムにキスをする。34日目。二人は一緒にIKEAへ行き、新婚夫婦ごっこを楽しみ、「真剣につきあう気はない」サマーに、「気楽な関係でいい」と答えるトム。109日目。初めてサマーの部屋に招かれたトムは、二人の間の壁が一気に低くなった気がした。259日目。バーでサマーに言い寄る男を殴ったトムに怒るサマー。二人の間の埋められない溝に気付くトム。しばらくして、サマーが会社を辞めたことを知ったトムは、悪友のポール(マシュー・グレイ・ガブラー)やマッケンジー(ジェフリー・エアンド)の勧めに従い、新しい恋人をつくろうとする。だが、どうしてもサマーが忘れられない。402日目。同僚の結婚式へ向かう電車内で、トムはサマーと再会し、サマーからガーデンパーティに誘われる期待が膨らむ。408日目。パーティ当日、トムは彼女の心が自分から完全に離れてしまったことを悟る。その後、トムは会社を辞め、夢だった建築家の道へ進むべく就職活動を始めたトムの前にサマーが現れる。トムは長かった“500日の夏”にようやく別れを告げる・・。
トムがサマーと出会ってから別れて新しい恋に巡り合うまでの500日を描いた作品ですが、全てトムの目線で進んでいき、女性の視点が欠けているのが特徴です。
男の人ってこんな風に思い込みや理想の押し付けをしてくるんだなぁという勉強にはなるかも。あらすじ紹介は日時を追っていますが、映画の中では日にちが行きつ戻りつしていくので、構成上は新鮮だとは思うけれど、好みとしては普通の展開が良いなぁ(^^;
愛を信じないというサマーに、友達でいい、気楽な関係でいいと言って付き合いだしたトムでしたが、楽しい時間を共に過ごすほどに、自分たちの関係を意識していきます。ところが、トムにとっては理想の恋人でも、サマーにとってはそうではなかったことが二人がぎくしゃくする根本の問題であるわけです。そのことにトムが気付くまでの時間が500日ってことね(^^;
トムの視点で見ているので、サマーはトムの気持ちを振り回す身勝手な女性に見えてしまうのだけど、これがサマーの視点で綴られたとしたら、トムこそが彼女を束縛する窮屈なBFとして描かれたのかしら?
どちらにも共感しにくい作品でした。
グリーティングカード会社に勤めるトム・ハンセン(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)が、初めてサマー・フィン(ズーイー・デシャネル)に会ったのは、社長の新しいアシスタントとして紹介された時。それがサマーとの1日目で、トムは一目で恋に落ちた。4日目。エレベーターの中で会話を交わす二人。28日目。カラオケパーティの席で、トムはサマーが愛を信じていないことを知る。だが、サマーは「友達になって」とトムにキスをする。34日目。二人は一緒にIKEAへ行き、新婚夫婦ごっこを楽しみ、「真剣につきあう気はない」サマーに、「気楽な関係でいい」と答えるトム。109日目。初めてサマーの部屋に招かれたトムは、二人の間の壁が一気に低くなった気がした。259日目。バーでサマーに言い寄る男を殴ったトムに怒るサマー。二人の間の埋められない溝に気付くトム。しばらくして、サマーが会社を辞めたことを知ったトムは、悪友のポール(マシュー・グレイ・ガブラー)やマッケンジー(ジェフリー・エアンド)の勧めに従い、新しい恋人をつくろうとする。だが、どうしてもサマーが忘れられない。402日目。同僚の結婚式へ向かう電車内で、トムはサマーと再会し、サマーからガーデンパーティに誘われる期待が膨らむ。408日目。パーティ当日、トムは彼女の心が自分から完全に離れてしまったことを悟る。その後、トムは会社を辞め、夢だった建築家の道へ進むべく就職活動を始めたトムの前にサマーが現れる。トムは長かった“500日の夏”にようやく別れを告げる・・。
トムがサマーと出会ってから別れて新しい恋に巡り合うまでの500日を描いた作品ですが、全てトムの目線で進んでいき、女性の視点が欠けているのが特徴です。
男の人ってこんな風に思い込みや理想の押し付けをしてくるんだなぁという勉強にはなるかも。あらすじ紹介は日時を追っていますが、映画の中では日にちが行きつ戻りつしていくので、構成上は新鮮だとは思うけれど、好みとしては普通の展開が良いなぁ(^^;
愛を信じないというサマーに、友達でいい、気楽な関係でいいと言って付き合いだしたトムでしたが、楽しい時間を共に過ごすほどに、自分たちの関係を意識していきます。ところが、トムにとっては理想の恋人でも、サマーにとってはそうではなかったことが二人がぎくしゃくする根本の問題であるわけです。そのことにトムが気付くまでの時間が500日ってことね(^^;
トムの視点で見ているので、サマーはトムの気持ちを振り回す身勝手な女性に見えてしまうのだけど、これがサマーの視点で綴られたとしたら、トムこそが彼女を束縛する窮屈なBFとして描かれたのかしら?
どちらにも共感しにくい作品でした。