2015年12月19日公開 アメリカ 93分
先鋭のハリウッドスター、イザベラ“イジー”パターソン(イモージェン・プーツ)は、ニューヨーク5番街にあるバーでインタビューを受けていた。コールガールをしていたこともあっけらかんと語る天真爛漫な彼女は、偶然に出会った演出家アーノルド(オーウェン・ウィルソン)から「君の将来のために三万ドルをプレゼントする」という奇妙な申し出をされ、人生が一変した日を振り返る……。
アーノルドからの突然のプレゼントをきっかけにコールガールを辞め、夢だったブロードウェイのオーディションにチャレンジすることを決意したイジー。張り切って会場へと向かったが、そこは偶然にもアーノルドが演出し、彼の妻で女優のデルタ(キャスリン・ハーン)が主演する舞台だった。さらにデルタに昔から好意を寄せている人気俳優セス(リス・エヴァンス)、イジーに一目惚れする唯一の常識人の脚本家ジョシュ(ウィル・フォーテ)、その恋人で“人の話を聞かない”セラピストのジェーン(ジェニファー・アニストン)らが加わり、ひょんなことから複雑に絡み合ってゆく男と女。はたしてアーノルドは無事にブロードウェイの舞台を成功させることができるのか……。(公式HPより)
ひょんなことから複雑に絡みあっていく人間模様が、幸福な笑いの連鎖を生み出す大人のためのロマンチックコメディという宣伝は嘘じゃない
コールガール好きだけどどこか憎めないアーノルド(有名人だからか、妻にばれないためか偽名使って呼ぶのね
)は、彼女(たち)にリスと胡桃の例え話をするのが常套手段で、三万ドルのプレゼントも都度あげていたようです。そもそも最初は妻にだったようだし
オーディションで再会して慌てるアーノルド(妻のデルタに浮気がばれちゃうもんね)は、何とかイジ―を落とそうとするけれど、この役は彼女のはまり役(コールガールの役だし)。イジーに一目惚れしたジョシュは彼女を夕食に誘いますが、店でアーノルド夫婦や、イジーのストーカーの判事と彼が通うセラピストのジェーン、判事に雇われた探偵が鉢合わせ
この探偵とジョシュは親子だし(ついでにジェーンとジョシュは恋人同士だった)でてんやわんやの大騒動になります。
更にデルタに想いを寄せるセスも絡み、場所をホテルに移して更なる混線状態になるのはコメディの王道的展開です。
日本では考えられない設定も、愛にルーズな(よく言えば奔放な)ハリウッドなら「有り」。唯一共感できるのは夫の素行を知ったデルタの怒り。それが普通の感覚でしょ
他人事だからこそ笑って観ていられるのよね
プライベートと仕事は別と割り切って舞台稽古をするものの、デルタとセスのキスシーンで感情を抑えきれないアーノルドに「それが人間よねぇ」と頷いてしまいます
結局幕は上がったものの、その後で彼らの関係は破綻してしまうのだけど、それも人生の肥やしとして逞しく生き抜くのがハリウッド人種なのかも
スピーディな展開や大人な会話を楽しむコメディでした。
先鋭のハリウッドスター、イザベラ“イジー”パターソン(イモージェン・プーツ)は、ニューヨーク5番街にあるバーでインタビューを受けていた。コールガールをしていたこともあっけらかんと語る天真爛漫な彼女は、偶然に出会った演出家アーノルド(オーウェン・ウィルソン)から「君の将来のために三万ドルをプレゼントする」という奇妙な申し出をされ、人生が一変した日を振り返る……。
アーノルドからの突然のプレゼントをきっかけにコールガールを辞め、夢だったブロードウェイのオーディションにチャレンジすることを決意したイジー。張り切って会場へと向かったが、そこは偶然にもアーノルドが演出し、彼の妻で女優のデルタ(キャスリン・ハーン)が主演する舞台だった。さらにデルタに昔から好意を寄せている人気俳優セス(リス・エヴァンス)、イジーに一目惚れする唯一の常識人の脚本家ジョシュ(ウィル・フォーテ)、その恋人で“人の話を聞かない”セラピストのジェーン(ジェニファー・アニストン)らが加わり、ひょんなことから複雑に絡み合ってゆく男と女。はたしてアーノルドは無事にブロードウェイの舞台を成功させることができるのか……。(公式HPより)
ひょんなことから複雑に絡みあっていく人間模様が、幸福な笑いの連鎖を生み出す大人のためのロマンチックコメディという宣伝は嘘じゃない

コールガール好きだけどどこか憎めないアーノルド(有名人だからか、妻にばれないためか偽名使って呼ぶのね


オーディションで再会して慌てるアーノルド(妻のデルタに浮気がばれちゃうもんね)は、何とかイジ―を落とそうとするけれど、この役は彼女のはまり役(コールガールの役だし)。イジーに一目惚れしたジョシュは彼女を夕食に誘いますが、店でアーノルド夫婦や、イジーのストーカーの判事と彼が通うセラピストのジェーン、判事に雇われた探偵が鉢合わせ

更にデルタに想いを寄せるセスも絡み、場所をホテルに移して更なる混線状態になるのはコメディの王道的展開です。

日本では考えられない設定も、愛にルーズな(よく言えば奔放な)ハリウッドなら「有り」。唯一共感できるのは夫の素行を知ったデルタの怒り。それが普通の感覚でしょ


プライベートと仕事は別と割り切って舞台稽古をするものの、デルタとセスのキスシーンで感情を抑えきれないアーノルドに「それが人間よねぇ」と頷いてしまいます

結局幕は上がったものの、その後で彼らの関係は破綻してしまうのだけど、それも人生の肥やしとして逞しく生き抜くのがハリウッド人種なのかも

スピーディな展開や大人な会話を楽しむコメディでした。
