杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

抱きしめたい 真実の物語

2016年06月02日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
2014年2月1日公開 122分

北海道網走。気心の知れた仲間たちと和気あいあいと楽しい時間を過ごす雅己(錦戸亮)と幼い息子・和実。そんな二人を優しく見守るのは……。6年前。地元のバスケットボールチームの練習のため、市民体育館のコートに駆け込んだタクシー運転手の雅己は、コート予約のダブルブッキングを巡って、チームメイトたちに食ってかかる車イスの女性・つかさ(北川景子)と出会う。一歩も引かない気の強さ、そして障害をものともしない凛とした美しさに急速に惹かれていく雅己だったが、つかさの抱えるものは雅己の想像以上であった。高校時代に壮絶な交通事故に遭い、生きているのが奇跡とまで言われた彼女は過酷なリハビリを経てここまで回復したが、現在も左半身はマヒ、さらには“高次脳機能障害”により、昨日起こったことさえも記憶していられない状態が続いていた。だが、つかさはそれほどに重い障害がありながらも、明るく前向きで笑顔が似合う素敵な女性だった。雅己は付き合っていた恋人と別れ、真剣につかさと向き合うことを決意。つかさは、雅己の突然の告白に驚きながらも、嬉しさを隠せなかった。いつしかお互いがかけがえのない存在になり、雅己はつかさとの結婚を考え始めるようになるが、周囲は二人の結婚に猛反対。つかさが障害者と知るやいなや「孫の顔も見られないのか」と雅己の父・武雄(國村隼)は激怒する。つかさの母・清美(風吹ジュン)は、壮絶を極めたリハビリの映像を雅己に突き付けてまで結婚を諦めさせようとするが、雅己はつかさの手を強く握り続け、映像から目を逸らすことはなかった。やがて二人の間に新しい命が宿ったことが分かり、つかさは何としてでも産むと譲らない。一方、雅己もそんな彼女を全力でサポートすると宣言するのだった。二人の強い想いを知り、ついにそれぞれの親も結婚を承諾。数か月後。愛しい我が子をお腹に感じながら、ウェディングドレス姿のつかさを、雅己は優しい笑顔で包み込む。しかし運命は、幸せの絶頂の二人に非情すぎる試練を用意していた……。


ドキュメンタリー「記憶障害の花嫁 最期のほほえみ」(HBC北海道放送で)として紹介された実話を映画化したものだそう。
過酷な体験に負けずに凛とした強さを持って生きている女性と、彼女を優しく包み込む青年を北川&錦戸さんが好演しています。
つかさのリハビリ映像は本当に壮絶で観ていて辛くなりましたが、そのDVDを目を逸らさずまっすぐに見て受け止めるまーさんの姿がとても印象に残りました。

二人を見守る脇役の一人が、遊園地の従業員の淳平(窪田正孝)。つかさと同じ施設でリハビリをしていた足に障害のある青年役です。当時は名前を覚えて貰えなかったけれど、回転木馬の件で仲良くなってつかさやまーさんと友人関係になっていきます。
バスケの試合の応援や、二人の結婚式、つかさの出産時など、意外に登場シーンもあってファンとしてはなんといっても二人を見守る優しい目線にです。

二人の息子の和実(なごみ)の幼稚園友達の父親役で斎藤工さんが出演していてびっくり!!
そういえば、窪田君との共演回数はけっこう多かったんだっけねまさか二年後に相棒役を演じることになるとはこの時は知る由もなく・・・ですね。

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