明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

花鳥風月 SEKAI NO OWARI

2024-09-05 19:50:00 | 僕の音楽日記
日本人に生まれてよかった
だなんて
思えなくなってきた

春夏秋冬
花鳥風月
侘び寂びを重んじ
奥ゆかしく
季節を深く堪能してきた
そんな情緒はとうの昔に
なくなって
いつからだろう?
春から夏の境目とか
夏から秋の境目とか
がなくなってきて

まだまだ
猛暑日がつづく


夜空を見上げると
夏の星座から
秋の星座へ
変わりつつある


名残り惜しい夏…などと言えないくらい
酷暑の夏
なぜか息苦しく、辛い思いしか残らない夏

子供のころ
若い頃
夏ってもっと楽しかった
名残り惜しかった9月

もう少し感傷的になりたくもなる
9月

すこーし
朝晩は過ごしやすくなってきて
暑さをしのげるようになったら

ほら
いつのまにか
ハロウィンとか
11月の声を聞くんだよね

今年もあと3ヶ月になっちゃった…







白いレースの日傘 吉田拓郎

2024-09-04 06:22:00 | 僕の音楽日記
あれだけ暑かった日々
連日の37度超えに
身体が慣れてしまったのか
台風去っても蒸し暑く
まだまだ
夏は終わらない感じの日々

もう九月なのに
夏休みも終わって
朝夕秋を感じる…
だなんて
無理やり秋を演出してる
放送媒体にも
なんとなく
苦笑い

いやいや
まだまだ夏は続いてますから…
この週末でもまた夏日だとか…


🎵浜日傘ゆらゆら
すらりと伸びた長い足
蒼い夏がかけてゆく
僕は昼寝を口実に
泳げないのを幸いに
女の子って
やっぱりいいな…

夏真っ盛りを歌った
【蒼い夏】

そのアフターソングともアンサーソングとも思える
【白いレースの日傘】

【蒼い夏】から30年後2003年に【白いレースの日傘】を発表。

晩夏の1ページを切り取った
情景の作品。

🎵君が波と遊んでるのを
寝転びながら僕は見ている
長い波が膝まで寄せるので
君は声を上げ
転びそうになる

2人の夏がもう
かえってこないことを
僕らが知ってる秋が穏やかなことも
もしも 求めなければ

白いレースの日傘
回してみればフリルが揺れる
照れくさいけどなぜか
暖かく
傘の中には
若い君がいる




夏の景色が秋色に変わりつつある
ちょうどこのくらいの季節に
ピッタリの感じの歌詞の世界

何か穏やかさを求めつつ
それでもざわつく心を蓋をしつつ

【蒼い夏】も【白いレースの日傘】も
どこか
心を落ち着かせようと
する
そんな男の心の動きとその対象のコントラストがいい

終わろうとするものと
始めようとするものと
始めるのをやめようとするものと