明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

Made in japan V6

2020-10-31 19:10:00 | 僕の音楽日記
[意味がよくわからない歌]
シリーズ。不定期で思いついた時
さりげなく
うわごとのように…思い返す歌。


僕の中で
????
となってる
歌がある。さほど
重要でもなく
印象にもなく
ただ、ワンフレーズだけが
やけに耳にこびりついて
離れない、
何かの拍子にそのフレーズ
その歌が出てくる……

そんなことって
ないだろうか?
そして、
タイトルがわからないけど
あるフレーズは口ずさんてしまう
そんな歌。

歌が溢れすぎて
受け入れれなさすぎて
取りこぼしていった
歌たちもある。

今回の
V6の
『made in japan』という歌
サビの
メイド イン ジャパン
メイド イン ジャパン〜
ってフレーズが
印象的。

和訳は
日本製〜
日本製〜
日本生まれ〜
日本生まれ〜
といったところか……

何故?
ぴちぴちの勢いのあるジャニーズ
の新鋭 V6において
こんな(失礼)
訳の分からない歌だったんだろう
詩の内容からしても
アイドル提供曲にして
すこし、お粗末すぎないか?
とおもってしまった。


SMAPや嵐、キンキキッズみたいに
売れ線の楽曲がすくなかったV6

メイド イン ジャパン
……



トイレに入って
トイレットペーパーの包装紙に
書いてあった文字
「made in japan」

日本製。


♫メイド イン ジャパン
メイド イン ジャパン〜

と知らぬ間に
歌っていた自分がいた。




ん?
誰の歌?

変な歌…


あ、V6かぁ
カミセン トニセン
だったっけ?


んーん なんだかなぁぁ〜

なんですねぇぇ〜


まだ、みんな若いV6が観られる
この動画。
avexだったんだね…
それにしても
もったいないなぁと思う。






あおぎり みかん

2020-10-31 13:51:00 | 散文 詩 


青空の下で
食べる あおぎりみかん

運動会のお昼に
木陰でお弁当の後に
まだ、黄色くない
みかん

「これ?なに?」
幼な子が尋ねる

やさしい目をした祖母が
「あおぎりみかんだよ」と…
一つ手渡す

幼な子の手にもおさまる
あおぎりみかん

「すっぱぁぁ〜」顔を
くしゃくしゃにして
食べるあおぎりみかん


食べ終わったみかんの
すっぱさに
秋の一日の午後の陽が
傾いていく

土埃のグランドに
歓声と応援の歌
運動会とあおぎりみかん

行楽とあおぎりみかん

ひとつ、ふたつ
口に頬張ると
スッパ甘い 秋の味

このみかんが
色づく頃は 木枯らしが吹いて
こたつの上に並んでいる

今年も
あおぎりみかんを
食べるたび

昔の場面が
すっぱさの向こうに
浮かんでは
消え、消えては浮かぶ。

そして金木犀のにほい
とともに
秋は過ぎてゆく




老人の詩 よしだたくろう

2020-10-30 18:53:57 | 僕の音楽日記
♫ 喫茶店にばぁちゃんと
二人で入って
渋茶を注文すること
あゝ それが 老人!

と歌ってた
よしだたくろうさんも
もう、すっかり
世間でいう老人と呼べる年齢
なのだが
やはり
アーティストであると、
世間の老人という
括りには当てはまらない。

歳をとることは
素敵な事だと
言いたげに
無駄に朽ちてゆく
生き方でなく
カッコよく スマートに
日本の年寄りも
海外の老人と同じように
素敵に歳を重ねていっている
昨今である。

この「老人の詩」を歌っていた
よしだたくろうさん 当時は1971年
まだ24歳くらいだったはず

その時
老人と呼べる
老人の概念は
年齢からして
24歳の若者のよしだたくろうさん
から見て
どうだったのだろう?
60歳という年齢
70歳という年齢は
当時の老人を見ると
相当くたびれてる
お年寄りであったはず


時代背景もあり、苦労していた
年代だったこともあり、
今とは格段に年齢から感じる
老けた感じは比べものにならない
くらいだったと思う。

この歌はそんな
老人とは?
を考え歌っている

♫さて、老人とは一体なんだろう
老人は僕たちより 時間が少ない
老人は余命いくばくもない
僕たちがあと30年生きるなら
老人はあと1、2年しか生きられないだろう
この貴重なひとときを老人は
何かをしないでは
いられない
この貴重なひとときを老人は
壮年と呼んでもいいだろう
壮年期は二度とは帰ってこない…

時間がない事を
可笑しく歌い上げてた
あの頃のよしだたくろうさんも
あの頃一緒になってこの曲を聴いて
笑っていた僕らも
こぞって
老人、壮年期、老年期に差し掛かってきた。
見た目は若くても身体は
確実に老いていっている
無理が効かない
身体、永遠の若さを求める
そして永遠に若く
Forever Young と声高いに歌う。

老人を面白い可笑しく
茶化していたものが
その歳に今、自分がその位置に
立っている。

気持ちは若い時に戻ったり
できたりもする。
老けた心など
もつな!と
拓郎さんは
ローリング30で歌っていたし、

確実に歳はとっていく
そして、気持ちや、体力の衰えを
横目にみながら
もがいている日々。
現実を受け入れて
身のこなし方を変えていかないと
いけない。

さてさて、
それなりに
年相応に
誰も教えてくれない
自分だけの歳の取り方
重ね方
まだまだ鼻垂れ小僧のままの
自分なんだけど…




午前0時の街 吉田拓郎

2020-10-29 20:24:00 | 僕の音楽日記
秋も深まり、
夜も長くなるこの時期

昔はよく夜遅くまで
飲み歩き
午前様というやつだった。
吉田拓郎さんの
アルバム
「明日に向かって走れ」の中に
♫午前0時の街
という歌がある
真夜中を表す
時間帯
午前0時。
日が変わる時刻。
飲み屋さんも
そろそろ、看板なので…なんて
感じで閉店するところが
昔は多かった。
まだ、24時間営業のコンビニなんかもなく
夜がどっぷりと
更けて行くそんな
深夜…と呼ばれる時間帯。

よく、母親から
日が変わる前に帰ってきな!って
口うるさく 言われてたもので

女じゃないんだから
何時でもかまわないだろ〜ってなもんで…

午前様は
飲みに行った時やら
多かったのは
麻雀の時は家に帰るのは
だいだい午前様になってた。

目安になるのが
午前0時になったら
あと、半ちゃんで終わりね
なんて合図で麻雀の終了時刻を
決めていた。
麻雀というのはなかなか思い通りの
時間帯で終わらないから
始末に悪い。
午前様で帰宅しても
次の日休みなら安心して寝坊できる
だけど大抵次の日仕事という
事が多かった。
あんな
無茶で、タフな生活は
今ではもうできない

明後日は満月
夜空に明るく照らされる
月の光を浴びて
帰る、帰り道
午前0時の街っていうのが
僕はすごく好きだった。

ひっそりと静まり返った街並みを
抜けて帰宅の途に着く。
見上げる月
そよぐ風
夜を独り占めした気がして
ほろ酔い気分の千鳥足

お目当の
憧れの君のことを
思い出しながら

歌いながら
帰ったあの頃の
午前0時の街


もう、今では午前0時は
夢の中…



Don't let the old man in トビー・キース

2020-10-28 20:40:00 | 僕の音楽日記
クリント・イースト・ウッド主演
の実話をもとに映画化された
「運び屋」

90歳のアール役をクリント・イースト・ウッドが演じ、監督と
してこの映画を撮った。
仕事一筋に生きた人生に
その人生から学んだ重きある言葉
「家族が一番大事だ、仕事は二の次だ…」という言葉。
娘の結婚式から大事は家族の
行事をことごとく
仕事ですっぽかしてきた
アール
巨大麻薬組織の麻薬
最大300キロ約13億を運んだ
伝説の運び屋。
実在する人物
その名は
「レオ・シャープ」

事業を失敗して家財も失った
男がひょんな事から
ただ 物を運ぶだけで
お金がもらえるという仕事を
受ける
それが麻薬だと気付いても
だんだんその運ぶ量が
増えていった。
失ってきた時間とお金を
慌てて取り戻すかのように

淡々と流れていく映画で
90歳の老人の老獪さと
家族への失った時間を
取り戻すための熱意が
ブツを運ぶ事で
埋め合わせているかの
ように…

クリント・イースト・ウッドも、こんなに歳をとってしまったのだなぁ
と時の流れをしみじみ感じ、
映画のエンドロールにながれる
この歌は
心の防波堤を乗り越えてくる
感動の波のように
押し寄せて
引き返し
また、繰り返し押し寄せてくる



老いを迎え入れるな
もう少し生きたいから
老いに身をゆだねるな
ドアをノックされても
ずっと分かっていた
いつか終わりが来ると
立ち上がって外に出よう

老いを迎え入れるな
数え切れぬ歳月を生きて
疲れきって衰えたこの体
年齢などどうでもいい
生まれた日を知らないのなら
妻に愛をささげよう
友人たちのそばにいよう
日暮れにはワインを乾杯しよう

老いを迎え入れるな
数え切れぬ歳月を生きて
疲れきって衰えたこの体
年齢などどうでもいい
生まれた日を知らないのなら
老いが馬でやって来て
冷たい風を感じたなら
窓から見て微笑みかけよう

老いを迎え入れるな
窓から見て微笑みかけよう
まだ老いを迎え入れるな