明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

赤いハイヒール 太田裕美

2019-07-31 12:25:00 | 僕の音楽日記


赤いハイヒールは大人への決意の表れの色。

変身願望。
背伸びした
自分を見せる

本当の魅力を少し
残したまま
少女から女性
そして女へと
変わって行く


「赤い」色には
引き寄せる
引きつける魅力がある。

赤提灯の赤
回転灯の赤

その色の持つ意味の魅力


そこに自分を委ねる


松本隆さんの詩は

少女から大人への
心の機微を小物を使って
表現する

そばかすお嬢さん
ふるさと訛りが無口にした
都会暮らし

本当の魅力は背伸びした
赤いハイヒールを履いてない君だと
反対の意味を気付かせるのに
都会の時間のなかでは
その意味さえも
理解出来ずにいる。

だから
裸足になろうと促す。
それが心から解放される
本来の姿
魅力ある君の美しさと歌う。

赤いハイヒールは
自分を変えたい時の武器。

背伸びする時
勝負をかける時
女性は時として
小物を使って変わっていく
大胆になれたり
魅力的に見せたら

魔法にかかってしまう
赤いハイヒール

足元から目を惹く
赤いハイヒール

赤い口紅


赤は存在感を醸し出して

際立たせる


ねえ
友達なら
聞いてくださる?

丁寧に尋ねるその言葉の裏には
本来の自分とのギャップを
聞いてほしい
変わりたくない
本音の自分がいる

都会が人を変える
人が都会で変わる

魅力的になっていく人
ダメになっていく人

ハイヒールの冷たい音が
胸の鼓動のように
刻む靴音。






シンクロニシティ 竹内まりや

2019-07-31 05:57:00 | 僕の音楽日記
シンクロニシティ
素敵な偶然

休業明けから3年
やっぱり変わらぬそのポジションを
また、掴み取った
竹内まりやさん
カントリーポップのこの歌は
僕の好きなラップスティールが効いている。



アレンジは山下達郎さん

演奏は
セントラル・シティ・ロマンスさんと

サビのバックでコーラスが入る
シンクロニシティ  シンクロニシティ
って

心地よく
伸びやかに
穏やかに

こんな感じの
恋の始まりの滑り出し
って
映画のような
ワンシーン
少し大人の落ち着いた恋

わちゃわちゃしてない
地に
足をつけたそんなゆったりとした
歌。
アルバム「variety」に収録 
明治アーモンドチョコのCMでもながれ

32枚目のシングル 「返信」とのカップリング
MVでは山下達郎さんが帽子を深々と
被ってギター演奏で出演。数少ない露出と夫婦共演が微笑ましい。


「シンクロニシティ」
素敵な偶然
とサブタイトルのついたこの歌

素敵な偶然私に起きるのは
あなたと会った日から


なんて思ったり…

あるんだよね

引き金になるような言葉だったり、
同じ事を考えていたり
同じ歌を聴いていたり
何気に手にしたもの
考えていた事
申し合わせたかのような
偶然。
もしかしたら
双子だったか?
夫婦だったか?(よく似たもの夫婦という)
次の行動で
そのシンクロニシティが
発覚する

鳥肌が立つ事も…

まさしく
素敵な偶然。

私がひらめき
感じるタイミング
いつでもあなたと一緒ね

と歌うその歌詞に
頷く。


違う場所で同じ月を
見上げる時も
空を超えて
リンクする
熱い思いは
全てが必然なんだと


必然と思えてしまう偶然を超えた
そのひとつひとつの偶然は
重なりあえば合うほど
まるでパズルのピースが
ホイホイと次から次に
当てはまる時の
気持ち良さ。



これも
これも
あたり!
完成間近のような
穴が埋まっていく
感覚。


あなたと引き合う気持ちは
シンクロニシティ



8月1日 は
新月を迎える


見上げる月はないけれど

素敵な偶然が
心を強くさせてくれて、
自信が確信になったり

折れそうな心を
そっと支えてくれたり
どちらかが凹めば
どちらかが支えて

そんな素敵な偶然が
積み上げた
素敵な物語。













打上花火 DAOKO × 米津玄師

2019-07-28 20:32:00 | 僕の音楽日記
ものすごく無機質な感じがしていたけれど
米津玄師さんの歌は
提供曲になると
そこに人の息吹きがかかり
新たな命を吹き返す。

その歌い手の温度
息遣い
種が芽を出すように
力強く 綺麗な花を咲かすように

ちなみに
「打上花火」は
花火だけに
夜空に大輪の花を咲かせるように…

夜空を見上げながら
花火を彼女と見る

そんなことなんて
全然なかったなぁ

夏のデートは花火を見る
そんな経験はないが
浴衣を着て
手を繋いで
人混みをかき分け
河原に座ってみるか
橋の袂で見るか

はたまた人混みに押され
目的の場所にたどり着かずに
途中で見るか、
その間彼女の手はしっかり握りしめたまま

迷子になったら困るから
緊張で握った手は手汗でベトベト
でも手は離さない


パッと咲いた花火は
終わらない夏に
曖昧な心を溶かして
繋いだ
この夜が続いて欲しかった

そう思うだけでしっかり花火も
君も見つめることができないまま
時間だけが過ぎていく夏の夜。

そんな経験

してみたかったなぁ

夏休みに入って

あちらこちらで開催される
花火大会。

庭先でやる花火もいいけど
打上花火もまた、夏らしくていい

米津玄師さんとのコラボDAOKOさん
感情が伝わらない歌い方?
淡々と
機械的に
でも
それがこの歌の違う命を吹きかけて
表現して見せて
聴かせてくれた
「打上花火」






岬めぐり 山本コータローとウィークエンド

2019-07-27 21:04:00 | 僕の音楽日記
バス旅行とかでカラオケで歌う定番
曲。「岬めぐり」

そういえば
もう、何十年もバスの旅って
してないのに
気づく。
行楽でのバス旅行
近場はあるけれど
見知らぬ土地でのバスの旅
なんかは
皆無だ。



近頃テレビで流行りの

乗り継ぎバスの旅
という番組

なかなか見入ってしまう。

時間的な余裕があれば
あんな風に遠回り覚悟で
ハラハラドキドキのバスの旅
もオツなもんだ。


この歌が流行った1974年頃 は

ちょっとした旅行ブームだったのか?

よくある
自分探しの旅とか?
歌の最後にある
フレーズで

♪この旅  終えて
街に帰ろう〜


なにかを見つけて
それを手土産に
自分の住処に帰る

岬めぐりのバスには本当は
大好きなあの人と一緒に行きたかったのだろうと
行くはずだった旅行を一人で
行く辛さを感じずには
いられない。

少し強くなって街に帰ろう
と歌った
70年代のこうした
風景をなぞってうたわれる
1つ の歌

「岬めぐり」


男性も女性からも
リクエストされる歌だ!








アイドルを探せ シルヴィ バルタン

2019-07-25 19:15:00 | 僕の音楽日記
前世は
フランス人だった?
そういえば
なんか
シルヴィ バルタンに
似てるよねぇ
そんな
独り言を呟きながら

「アイドルを探せ」を久々に聞いた。

僕にとってのアイドル。
今は誰なんだろう?

夢中になれる人

昔は
小学生の頃から
クラス替えの度ごとに
そのクラスの可愛い子
綺麗な子に目星をつけて
その子が振り向いてくれるように
頑張る。
マークした子にいかに
近づいていくか
親しくなれるか
毎日に張りをもたせ
自分を奮い立たせるのに
好きな子が近くにいるということは
頑張れる要員のひとつ!

単なる女の子好きだと
言われてしまえば
それまでだが…

自己顕示欲と自己愛の
強い子だった僕は
そうやって度ごとに
身近に好きになった子を決めて
その子を眺めること。
気にする事。
そしてその子と仲良くなることを
目指してきた。

もともと
人見知りがひどく
なかなか自分から打ち解けれなかった子だった
そんな僕のコミュニケーションの取り方の、関わり方のひとつだった。

そうやって
だんだん自分が好きになり
周りの人たちとも協調していくことができ
自己主張もできるようになっていくと
それこそ反対に自己顕示欲が強くなっていった。

僕にとっての
アイドルを探せは
いつもの課題であって
環境が変われば
まず周りを見渡し
アイドルを探す。
気持ちを投入できて
自分も頑張れる
僕にとってのアイドルは
とても重要だ。

だからといって付き合うとか
付き合わないとかではなく
アイドルの存在はやはり
心の持ちよう
モチベーションの維持に欠かせない。

例えば
松田聖子さんを応援していた時なんかはまさしくそれで
身近に聖子ちゃんに似た人を探していたり、
入れ込む事が多かったんだね。


シルヴィ バルタンのキュートな
出で立ちは
今見ても
何故だか心奪われる。

フランス人形のような
可愛さ。

男は女のために頑張る事
カッコつけたい生き物なんだね