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赤いハイヒールは大人への決意の表れの色。
変身願望。
背伸びした
自分を見せる
本当の魅力を少し
残したまま
少女から女性
そして女へと
変わって行く
「赤い」色には
引き寄せる
引きつける魅力がある。
赤提灯の赤
回転灯の赤
その色の持つ意味の魅力
そこに自分を委ねる
松本隆さんの詩は
少女から大人への
心の機微を小物を使って
表現する
そばかすお嬢さん
ふるさと訛りが無口にした
都会暮らし
本当の魅力は背伸びした
赤いハイヒールを履いてない君だと
反対の意味を気付かせるのに
都会の時間のなかでは
その意味さえも
理解出来ずにいる。
だから
裸足になろうと促す。
それが心から解放される
本来の姿
魅力ある君の美しさと歌う。
赤いハイヒールは
自分を変えたい時の武器。
背伸びする時
勝負をかける時
女性は時として
小物を使って変わっていく
大胆になれたり
魅力的に見せたら
魔法にかかってしまう
赤いハイヒール
足元から目を惹く
赤いハイヒール
赤い口紅
赤は存在感を醸し出して
際立たせる
ねえ
友達なら
聞いてくださる?
丁寧に尋ねるその言葉の裏には
本来の自分とのギャップを
聞いてほしい
変わりたくない
本音の自分がいる
都会が人を変える
人が都会で変わる
魅力的になっていく人
ダメになっていく人
ハイヒールの冷たい音が
胸の鼓動のように
刻む靴音。