明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

危険なふたり 沢田研二

2018-10-31 22:10:52 | 僕の音楽日記
73年 日本歌謡大賞 大賞受賞曲

このギターイントロのgroove感は
ワクワクドキドキする

歌謡曲の域をこえている

レコーディング参加ミュージシャンは
吉田拓郎さんと
縁が深い


その頃の吉田拓郎 伽草子ツアーで回ってたり
レコードディングのメンツであった

キーボードは
栗林聡さん


ベースは
のちの極悪バンド王様達のハイキングツアーバンドのベース担当
武部秀明さん


ドラムは
ライブ'73
の田中清さん

吉田拓郎と沢田研二
表と裏のような
関係性。

二人とも
危険な匂いのする
そんな男たちでもあった。

時代の寵児として駆け上がっていく吉田拓郎。、



歌謡界に大きなうねりを巻き起こそうとし始めた
沢田研二。


危険な二人の男たちが
73年から
胎動し始めた。
ちょうどこの頃
拓郎さんも
フジカラーのCMで
(今このときめきを)
を作詞作曲して
沢田研二さんが歌う
という
フジカラーCMが作られて流れていた。

歌謡界の象徴はジュリーなの!
という持論をいつも吉田拓郎にぶつけて
いた
作詞者 安井かずみさん
の作品が
光った
「危険な二人」

危ない匂いのする男たちは
色っぽく
それでいて
目の離せない存在だ。

ナベプロのエースとしての沢田研二さんと
昔ナベプロに入ろうとして
落とされた吉田拓郎さん。
運命的な
流れの中で
翻弄されることのない二人は
それぞれ
今尚
息の長い活躍をされている。



あなた 小坂明子

2018-10-31 13:05:00 | 僕の音楽日記
ポプコン歌謡祭 グランプリ
という冠をもって
披露された歌は

女の子版
(家をつくるなら)
だったのだろうと…

メルヘンチックな
夢膨らむ歌詞に
男子も女子も詩の表現する
情景を思い浮かべて
ほんのり
しみじみと
聞き入り
この歌を大ヒットへと
押し上げたものだと
思う。



決して
容姿 スタイルで勝負してきた
ものではなく
肝心の歌で
歌声と内容で勝負した
小坂明子さん。

テレビ受けは
どちらかといえばしない部類(失礼)
だとは思うが…

当時 女の子だって
どうせ
家に住むのなら…
こんな感じ、
という夢の提示
具体的に歌うことによって
より
リアリティ溢れる内容に仕上がった。

(家をつくるなら)

♪もしも〜〜

私が
家を建てたなら…



私 …女子なのである

思いもしない展開から入る歌の始まりは

切ないあなたへの
思い
だったのだ。

加藤和彦 さんの
(家をつくるなら)は
73年の3月リリース
小坂明子さんの
(あなた)は
同年12月リリース
9ヶ月後にアンサーソング的に
男女の家への思いが
この年
歌となって現れた。




Young BLOOD 佐野元春

2018-10-29 19:47:58 | 僕の音楽日記
Someday から10枚あと
15枚目のシングルは
85年のこと

MVとして早朝の代々木公園で行われた
演奏はそのまま MVとして
使われ
僕らの前に流された。

何事?
と見る人達と
あらかじめサクラめいた人達が
混在する中
車から颯爽と降り立ち
パフォーマンスを始めようと
駆けつけた
佐野元春さん。
当時
やはり僕はその光景をテレビで
バンド仲間と見入っていた。

何が始まるのか?
期待と
調子にのってなんでも受け入れる若い時特有のノリの中で
始まった
演奏が
ノリのいいブラスサウンドから刻まれるビートは
国際青年 年のテーマソングとしても選ばれし歌。

全身でパフォーマンスする
全身で歌う佐野元春さんのスタイルは
聞くもの見るものに
説得力を持たせるのだ。

Young BLOOD
若い血

若い時は
血の気が多くて、
それこそ 会社に務め出した頃
のぼせて
鼻血を出した覚えがある。
からかわれた思い出。

若いから
溜まってるんだ
とか
言われ放題だった。
血も濃いし血気も盛んな頃だった。

血と言えば
その頃
血液検査とかに
少しビクビク怯えてた頃

別に女遊びしてたわけじゃないし
変なとこに入り浸ってた訳じゃ
なかったわけで、心配もないわけだったのだけれど……

それこそ
梅毒だ、淋病だ
なの
心配性だったあの頃
何をどうしたらそんなのが
移され、うっって病気になってんのか?
心配が尽きなかった。

大衆浴場で移されたか
空気感染しただのか

間違った情報に振り回されて、
そちらの方がやっかいであった。

血液検査

この年になると
結構重要で
早期発見で繋がる命となりうる。

YoungBLOOD
若い血
今僕に必要なのは
若々しい血なのかも、しれない

雄叫びのように歌い上げる
佐野元春さんの
あの時のパフォーマンス

若い!




I Love how You Love me パリスシスターズ

2018-10-28 21:08:04 | 僕の音楽日記
ウォールサウンド と呼ばれる音作り
フィル・スペクタープロデュースの
曲を聴いていくと

この パリスシスターズにいきつく

もう昔昔の……
そんな流行も 当時は流行ってただろう髪型。
リカちゃん人形の、ような
ファッション。

でもこの姉妹は
よく見ると美形で可愛い。

歌う内容も声も
キュートだ。


今聞いても
古さを感じない。

大瀧詠一サウンド

ルーツとも言えるフィル・スペクターの
音。
飾らない言葉で
覚えやすいメロディライン

シンプル is ベスト
とは
このこと。

僕達の親の世代。
親の青春の歌なのだろう。

時代、流行は巡る。

いつの時代もキュートな歌
キュートなグループは
やはり支持されるわけだ。

古いのに
新しい。

パリ ス シスターズ


男どうし 杉田二郎

2018-10-26 21:42:52 | 僕の音楽日記
これも 音楽に興味を持ち始めテープレコーダーで
歌謡ベストテン なる
ラジオ番組のランキングに
75年に入ってた曲。

戦争を知らない子供たち

あの人……
杉田二郎さんだ!

ふぅん……

声が太くて低い。

独特の声と雰囲気

でも好きなボーカリストのひとりだ。
北山修さんが
間奏あたりに流れる手拍子を担当しているらしい。
この歌の作詞者も参加してる。

男どうし……
照れくさいし
こばずかしい

そんな関係を思い浮かべる
どうしても
間が持たないことって
歳を重ねていくと
あるようだ。

昔は話すことなんが多かったような
気がする。
思えば
夢や希望や願望なんか腹の底にある気持ちや言葉なんかを
てらいもなく相手にぶつけたもんだから
間が持たないなんてなかったわけだ。

ぶつかり合いながらでも
お互いの主張を戦わせていたわけで……
それが
歳を重ねていくと
もう既に現実に巻き込まれ
現実味を帯びた言葉と実績を話す以外青臭いことなんかは
言える歳をすぎてしまっている。

だから
間が持たなくなってくるんだ。

いつまでも夢みたいなこと言ってる方が
気が楽だし
心が晴れる。
そうやって心を解放してあげる事が大事なのだと思う。

仲間だったやつらと
また、時間を共有したなら

途切れた時間を埋めつつ
夢の続きを見ながら
語りながら
馬鹿 言い合って、
そんな
男どうし

やっぱり
いいよね

大人になりきれてない分だけ
友との時間の中は


自分の成長を確認できる場でもあり、
ホントに自分を取り戻せる場でもある。

だって、
男どうしじゃないか
昔のように語り明かそうよ…