明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

夏の終わりのハーモニー 安全地帯&井上陽水

2018-08-31 20:33:22 | 僕の音楽日記
今日で
8月も終わり
長く暑かった夏
学校のある子供ら
あしたから新学期。

行きたい人
行きたくない人
悲喜こもごもの8月31日

今は昔と違って
複雑な世の中になってしまったから
新学期 を迎える気だるさと
期待感をもった僕たちの時代とは
雰囲気はちがっていて
この最後の夏休みの一日が
重く貴重な感じだった。

ように思う。


夏の終わり
お盆を過ぎたあたりから
少しずつ
小さな秋が
忍び寄ってきていて、
夜が明けるのが遅くなったり
日が沈むのが早くなったり
時より涼しい風が吹いたり、


夏の終わりを
肌で感じれるようになっている。

大人になって
夏休みの期間は
羨ましくもあり
夏休みを無駄に使っていたことに
この歳になって
ようやく気づく。


あんなことや
こんなこと
やりたい事はたくさんあったはずだった
夏休み。

夏の終わりは
それこそ
少し寂しくて
せつなくて


人恋しくなってくる。


デュエットが嫌いな僕は
音楽としての
コラボ曲めいた
この
夏の終わりのハーモニー
なんかは
男同士で、できるので
真剣に歌に集中できて
また、楽しくやれる。

基本
男女のデュエット曲は
やんや
やんやの
見世物めた
歌になってしまいがちで

歌うからには真剣に歌いたいと
考える僕のような
うざったい
男には
無縁にならざるおえない。

幼稚園のお遊戯会じゃないので
おちゃらけのお遊び感覚で、歌いたくないのであるデュエットなら
お互いのパートを真剣に意識する


夏の終わりのハーモニー
ハモりと男同士のデュエットでも
いやらしくらないそんな歌なのである。



愛が生まれた日 藤谷美和子&大内義昭

2018-08-30 18:21:17 | 僕の音楽日記
90年代中期 バブルの終わりごろ
カラオケのデュエットの
定番になっていたこの曲。
「愛が生まれた日」

それまでデュエット曲といえば

「二人のアイランド」
「ロンリーチャップリン」
「渋谷で5時」
など

僕はデュエットが苦手で
いくら可愛い子がデュエットお願いしにきても
ほとんど断っていた。

自分自身
歌ってる姿を想像するに、
美しくないというか
間が抜けてるというか
納得いかなくて…

そんなポリシーめいたことで
デュエットは嫌いなのだ。

そして
最たるものが
この
「愛が生まれた日」
だった。
まず、男性のボーカル オリジナルkeyが
低すぎて声が出ない
僕にkeyを合わせると
女性が歌いづらくなるし、

一回歌ったとき
酷い目にあった。

そもそも
カラオケって楽しいものだし
歌って気持ちのいいもので
なければならないのに、
この歌を歌いおわって

非常につまらない感じを覚えたのだ。
別にこの曲が嫌いじゃないんだけど

カラオケで
デュエットで僕が関わるのは
ノーサンキューなのだ

他人の歌を聴いている分には
何にも思わないけれど、
そもそもデュエットがなぁ…

無理があるんだなぁ(笑)


いい湯だな ドリフターズ

2018-08-29 17:12:15 | 僕の音楽日記
どちらかといえば
カラスの行水

長く風呂には入ってられないけれど…

たまに
温泉に入りたくなる

なまじっか
手軽な温泉施設で済ませるも
遠出の時は
探してでも
温泉に入って
締めくるる的な
そんな位置付けだ。

フリークでもないので
効能とかなんでも良くて、
足を伸ばせる事が嬉しい

家の風呂も足を伸ばせるけれど
開放感の中で思いっきり足を伸ばせるのは
外の風呂ならではだ。

頭を空にして
自分を見つめられる時間にもなる

色んなことが
リセットされる。

温泉施設の中ではほぼ
1時間が限界で

露天風呂やジェット風呂
効能風呂などあったが
今まで
絶対入らなかった風呂に
入ってみた


言わずと知れた

電気風呂。

あの
ビリビリが嫌いで
痛さを覚えてから
入らなかった。

多分健康的な身体であれば
体に電気を通さなくても
必要ないのだろうけど

もう歳を重ねると

これが
入ってみて

声にならない
ため息のような
嗚咽のような
へんな声が出てしまった
電気風呂。

うはぁ¢£☆%々〆〜あ@#/ぁぁ〜
なんて…

これが気持ちいい!

そりゃそうだよな
接骨院で電気を当てるのと同じ原理なんだから
身体の不調箇所が、あるってことで
気持ちいいわけだ。

幼い頃から
お風呂屋にあった電気風呂

友達同士でお風呂に行った時
電気風呂に入っていたおじさんたちをみて

友達が言った言葉を思い出す。

「あの人な、電気人間になっちゃうんだぞ…今電気を蓄えてるんだ 充電してるんだぞ」
「ええ?そうなの?」
素直な少年だった僕は
友達の言葉をそのまま間に受けて
電気風呂に入る人を特殊な人間だと思っていた。

時は流れ
時代は充電自動車や充電システムが世の中に普通に現れてきた。
流石に人には充電システムはないものの
電気が身近になってきた。




電気風呂にしっかり入ってみて
入れなかったその施設に足を踏み入れ
新たな喜びを知った
おっさんは

小さい頃
風呂場で見ていた
あのおじさんに
なっていた。



うん!
電気風呂サイコー!

時は流れ

それでも
湯船で歌う
歌は

♪いい湯だな
はははぁ〜〜ん
いい湯だなっ!

昔も今も変わらない
その歌は
のんびり
風呂に入れる
至福のひとときに口から漏れる
変わらない
歌なのだ。



コバルトの季節の中で 沢田研二

2018-08-29 15:26:16 | 僕の音楽日記
1976年 リリース
まだ 歌謡界が、素敵だった頃
粋で きらびやかで 憧れの対象だった。

今思えば その歌謡界のモニュメント的な
象徴的な歌手が
沢田研二さんだったように思う。

ジュリーが中心だったし
ジュリーの力が、強かった時の歌謡界は
やはりテレビの向こうにいるものたちとしては
エンターテイメントを提供してくれていた唯一のアーティストだと感じていた。
歌ってよし
喋ってよし
バラエティもこなし
最強のテレビが生んだアーティストだった。

GSからソロになってからも
いろんな試みをして
僕たちを楽しませてくれた沢田研二さん。
作曲もこなされ
特に
大好きでこの歌
誰が作ったのか?

調べれば
作詞 小谷夏
作曲 沢田研二

なってる
「コバルトの季節の中で」

作詞家 小谷夏さん

演出家 久世光彦さん
だったのだ。

ちょうどTBSドラマの演出をされていて
いわゆる
(寺内貫太郎一家)だったけか?
悠木千帆 演じる婆さんが
ジュリー〜〜ってポスターに向かってやる
演技が
印象的で
本物を登場させたりの、演出があったり

ドラマも歌も粋だったあの頃

見上げれば
夏の終わりの高い青空
秋の空気も感じながら
コバルト色の空を見上げながら
ゆく夏 を思い

この歌を思い出す。



アルバム 風 ファースト 風

2018-08-29 05:18:39 | 僕の音楽日記
1975年という年は
次の時代への扉が開かれた
60年代から70年前半の総括が終わって

軽くなっていこうとする
身軽になって自由になって
音楽を楽しむ
もっと自分たちのための音楽を


歌い手も
聴き手も
そう願ってきた
流れが
時代的な空気感の変わった年でもあったと思う。

一つは
ミュージシャン達による
レコード会社設立
「フォーライフレコード」だ
既存のレコード会社に対して
自分たちの力でなにもかもやって行く決意の表れとして若者の象徴として
船出したフォーライフレコード。
この出来事が
一つ は引き金にもなってる。

吉田拓郎
井上陽水
泉谷しげる
小室等
70年前半に勢いを得た四人
そして
かぐや姫
と続く大きなうねり

ミュージックシーンはその中で確実に
変化を遂げ初めていた。

自由を旗印で
歌謡曲、歌謡界を席巻し始めた
若者の若者による
音楽
フォークと呼ばれたり
ニューミュージックと呼ばれたり
したものが
それぞれひとりでに歩き始めた。

満を持してといっていいくらい
「風」というかぐや姫から離れ
グループを作った伊勢正三さんと猫
からの大久保一久さん
のデュオ

最初のアルバムは
一番なりの果実のように
味が濃く
深みとコクが凝縮された
そんな
素晴らしいアルバムだった。
あえて
「22才の別れ」をアルバムに入れない
戦略をとったことは
正解だったと言える

アルバムにクレジットされてる
ミュージシャン達の凄さ
惜しげも無く
曲ごとに贅沢に投入をされている、
とてもシンプルなアコースティックなアルバムだという前印象を持っていたのが
大違いで、

その当時の一流スタジオミュージシャン

のちの時代を彩るミュージシャン達がそこには
顔を連ねていた

細野晴臣
松任谷正隆
後藤次利
伊藤銀次
水谷公生
矢島賢
吉川忠英
シュガーベイブ(山下達郎、大貫妙子)
ハイファイセット

田中清
林立夫
瀬尾一三

決して軽くない
ずっしりと重い
コクの深いアルバムなのだ

得てしておもちゃ箱のようなアルバムだとか
お披露目
ご祝儀的な見方
捉え方をされるけれど
正やん
久保やん
の彼らたちのやりたい音作りと歌の世界の
扉が開かれたアルバムだったことは確かだ。豪華すぎる内容を持ってのセールスだったので
その後
セカンドアルバム
「時は流れて」
では
フォーク調に引き戻された感が否めないが
ま、シングルで「22才の別れ」がヒットした影響もあったのだろうが

その後のサードアルバムからの
風の
変貌は
三歩進んで二歩下がる
ようなグループの進化を如実に表していた。

♪でいどりーむ のシュガーベイブの絶妙なコーラスアレンジ

♪星空
海岸通 にみる 正やんらしい 繊細な曲作り

♪はずれくじ のソフトロックの心地よさ

♪お前だけが のラストを飾るまとめ方

時代の移ろいと友や恋人との別れに送るメッセージは
この♪お前だけが や チューリップの ♪青春の影

に共通する歌の持つ意味が似通ってるように思う。
惜別の念に包まれながら
ひとつの時代が終わりを告げた
1975年

アルバムミュージシャン達が
自由に音を出し
奏で
やがてくる
J-pop 全盛時代の幕開けの準備は
整いつつあった。
堰を切って飛び出してゆく
各々のミュージシャン

音楽は
自由に歌い
聴ける
時代になっていた。