キッカケは プリップリッ と 赤ちゃんの肌のような葉に魅せられた 多肉ファン
その多肉に 思いがけず可愛らしい花が咲いてるのを見つけたりして ますます多肉熱は上昇中
中でも 今ちょうど 花が見頃の時のカウルレアは 愛好家の間で注目される多肉の一つです
まだ 多肉には興味がなかったころ カウルレアで盛り上がる多肉愛好家の話題を 興味もなく聞き流していたものでした
あるとき 何かで目にした画像に一目惚れした私
しかしながら カウルレアは 花屋さんで簡単に入手することは出来ない代物なのです
「カウルレアの花が見たい」
私のツブヤキを 風が運んでくれたのでしょうか
何かの会で集合したメンバーの一人が なんと数本の苗が植え込まれた小さな鉢を 「これ 欲しかったでしょう?」 と 譲ってくださったのでした
小さな小さな花には 小麦粉のような小さい小さい種が出来ます
多肉には珍しい一年草なので その種を採らなければ 来年は この花を見ることが出来ません
やっと私の元で咲いたカウルレアを来年に繋げたいと 神経を尖らせて種を採ったのでしたが それも今は懐かしい思い出
繊細な花姿のカウルレアは 見かけよらず 花柄をパラパラと散らした鉢をベランダの隅に放っておけば 秋になると土の隙間から光沢のあるツブツブが うようよと盛り上がってくるという 実に育ちやすい多肉だったのです
あの春を告げる花の代表格である ブルーと白で染め分けられた可愛い花には 見かけによらず オオイヌノフグリという厳めしい名前がありますし 白い十字架の花の名はドクダミ
名は体を表す と言いますが どうしてどうして名前も性格も見かけによらない花たちが けっこう存在するものです