もしも私が 家を建てたなら~♪ と 小坂明子さん
もしもの私の家には
小さな庭に 夢だったオリーブの木があって 私の横には子犬がいるのよ~
バラ色の人生 とか 第二の人生とか
人生 というものを そう真剣に考えたことは無かったような気がするけど
少し前のこと 私の人生に変化があって
長いこと奥にしまってあった もう一つの譜面台を引っ張り出した
関東某県内の老人ホームや 地域のイベントなどで演奏するグループの一員だったころ
練習や演奏会の折に持参した譜面台である
コロナ禍で あらゆる集合は中止となり
そして個人的な腕の骨折から 私の二胡は 弾くから聞くになりつつあるとき
過去に師事した教室でのコンサートを拝聴
それが機となって 夫と娘に背中を押され 火が付いたのだった
願うは 脳の活性化
私が奏でる二胡で誰かを泣かせてみたい という大それた夢ではなく リハビリ
それで十分
課題の楽譜はA4だから 譜面台も 卓上で十分
そんな時の ラインだった
❝ ボランティアの演奏会に参加しませんか? ❞
発信元は 私の事情を よ~くご存知の 年齢は私よりお若いけど 技量も人間性も雲の上のかた
えっ~ 私でいいの?
予定される曲目を伺うと 一曲を除けば 私も初見で大丈夫そう
しかし ぶっつけ本番は不安な心境を察して下さり 2度の合同練習を準備してあるとのことで
うるうる
聞く二胡から 弾く二胡になったところで まさか聞かせる二胡になるなんて
うるうる うるうる ・・・ 聞かせる私が泣いてどうする ・・・
宿根アマ
注意書きを見逃さないように 譜面を拡大したから 卓上の譜面台では 間に合わず
もう一つの譜面台を引っ張り出して 練習の日々
そして 2度の練習会を終え どうにか全曲をクリアしたつもり
あとは 本番を待つだけ
私は こんなにも二胡を好きだったのかと 私自身が ちょっとビックリ
今の私のことなのかもしれない バラ色の人生