この春から再開した 日曜日のお楽しみ ❝こころめぐり逢い 二胡と匠の旅❞
タイトルは微妙に変わっているけど 内容は ジャーさんとギター伴奏の中村さんが日本各地の匠を訪ねて お話を伺い お礼に二胡演奏をプレゼントするというのは以前と同じ
今週は 前回に引き続いて さきごろ in京都渉成園による ライブの後編
シャワーのあと遅い朝食を済ませ 二日続きの早朝作業で少々かったるい身をリクライニングの角度に任せて その時を待った
古都を背景に 中村さんを伴ったジャーさんが映し出された瞬間は 生のライブで 舞台の袖から演奏者の皆様がステージに歩み寄るときと似ている
2曲目 ♪ ローズ
いつしか 私の目尻が濡れていることに気付いた
数日前 娘母子と4人で食事をした時のこと
娘が 「👧ちゃんは ピアノよりもバイオリンの方が向いてる」と言うと 本人も頷いて 「ピアノよりもバイオリンが好き」という意思のような表情を 私に示した
バイオリンを極めるにしても 日頃から「基本はピアノ」と主張する私に 親子して 「バイオリンに絞りたい」という 私への意志表示なのでしょう
諸事情もあるでしょうし 私が 口出しすることでもないので それならそれでよい事である
そんな話の流れから
「それなりに生きて来たから 若くなりたいとか後悔するようなことは何もないけれど ただ一つ 3歳のころから二胡を習いたかった」
と言うと
たぶん 本物の二胡の音色を知らない娘が 「そんなに二胡が好きなのね」 と
楽器の中で 最も人の声に似ているという 二胡の音
そのせいなのかは分からないけど 二胡を聞いていると 涙が出る
私も 私が弾く二胡で 誰かを泣かせてみたい
二胡弾きには命の右手を骨折して 二胡に触れることも無く 2カ月
3歳に戻れるはずもなく 誰かを泣かせることも有り得ないし せめて いま 私に出来ることを頑張るとして この土 日 の二日間 4時起床で 農園へ
膝を隠すまでに伸びた雑草を夫に刈り取って貰い どうにか畑らしくなりました
農園に咲く花
ガーデンレタス
小型のヒマワリを探し求めてミスった大きなヒマワリは農園で
花そのものは 小型のサンビリーバブルより かわいい
帰り道
同じく 借り農園でハーブを主に野菜作りを楽しんでいる ( ¯ ꇴ ¯ )yさんと遭遇
「あら かわいい~!」
そこに 共通の知友人 (*^₌^*)sさんも混じって長話となり
「ほんと かわいい~!」
その後の腕の具合とか 夏野菜の出来具合とかよりも盛り上がったのが
かわいい私のこと
解散して帰宅し
そんなに かわいいかと 勝手口の下駄箱に貼り付いている鏡で確認してみた
藍染のリゾートウェアは 30年以上も前のもの
コロナ禍により お泊りの旅は遠のき
そうでなくても リゾートウェアを必要とするような旅は もう望めないかと
農作業用に重宝している 藍染のリゾートウェアスタイルが かわいい という話である
二胡で泣かせることは出来ないけれど こんなかわいそうな話で涙する人がいるかどうか