日々是好舌

青柳新太郎のブログです。
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初詣。

2011年01月13日 13時20分06秒 | 日記
卯年の今年は大国主命を祀る遠州一ノ宮・小国神社へ初詣に行ってきた。祭神が大国主命だから境内には因幡の白兎の扁額などもある。
静岡県周智郡森町は清水次郎長の子分で金毘羅代参の浪曲でも有名な森の石松所縁の地でもある。
蛇足ではあるが石松は一説に浜松の魚屋の倅とも三河・津島の生まれとも言われ、侠客森の五郎の養子分になったもので元々は森の生まれではないとされる。町内の大洞院には石松の墓もあるのだが、博打のお守りに効くということで墓石を欠いて持ち去るものが多く元の墓は見る影も無く、新しい墓が建立されている。
小国神社から少し奥へ入ったところには火伏せの神様を祭る秋葉神社もある。
森町でもう一つ有名なのは治郎柿の原木があることである。これも不思議なことに、地元の人が川普請にでたときに、太田川の中州に流れ着いた柿の幼木を持ち帰って植えたのがそもそもの始まりのようだ。

写真は途中で立ち寄った天竜浜名湖鉄道の原田駅である。当然のごとく無人駅で日中は一人の乗降客もいない。
初詣は小銭ながら数百円を賽銭箱へ投じ、二礼二拍手一礼をして恭しく拝礼した。
正直言って、あれもこれも色々とお願いしたいところであるが、いざ神前で手を合わすと願い事は家族の健康と家内安全といった単純なところであれもこれもと頭に浮かばないのである。

小国神社の参道には露店が並びなかなかの賑わいをみせていた。
丁度、昼飯時になったので露店の一つへ入って焼きソバとおでんを食べたが、ここの焼きソバのほうが富士宮焼きソバよりもよほど美味かった。