今日の静岡新聞朝刊に拉致被害者・田口八重子さんが平壌市万景台区域倉広通りの共同住宅で韓国人男性と一緒に生活しているという記事が載っていた。確認されたのは昨年末ということだから極最近のことである。
同じ新聞の『週刊新潮』の広告には「電撃訪朝&めぐみさん奪還を前原外相に吹き込んだミスターX」という文句が大きく書いてある。その隣の『週刊文春』の広告では「前原外相のウルトラC拉致被害者電撃帰国」という見出しもある。
ミスターXという人物は小泉総理が訪朝したときにも影で暗躍した人である。
北朝鮮問題に詳しい重村智計早大教授が、このほど出版した『外交敗北』という本の中で、5年前の拉致被害者を巡る北朝鮮側の交渉相手「ミスターX」の正体を暴露し、田中均元外務省アジア大洋州局長と「ミスターX」なる北朝鮮高官による交渉を「売国外交」と断罪、外務省の秘密外交を厳しく糾弾している。
重村氏によれば、田中局長が交渉相手に選んだのは、北朝鮮の要人ではなく、秘密警察機関である国家安全保衛部第一副部長の金チョルという偽名を持つ45歳の男だったという。田中局長は金チョルに驚くべき提案を持ちかけた。
「生きている拉致被害者を4~5人程度出せばいい、後は国交正常化してから段階的に解決すればいい」。
2002年9月に平壌で行われた日朝首脳会談に金チョルは密かに同席していたという。その際、田中局長は、外務省の幹部にさえ金チョルの名前と肩書を教えなかったというから言語道断だ。
このあとにも記事は続くが引用はここまでとする。
以上のことについて私には真偽のほどは判らない。しかし新聞や週刊誌あるいはネット上に公然と書かれている事実である。
重村智計早大教授が本に書いていることであるから信頼性は高いと判断される。田中均元外務省アジア大洋州局長だって今は民間人ながら自分の在職中にしたことについて責任はあるでしょう。
前原外相は再びこのミスターXのチャンネルを使って横田めぐみさんを奪還しようとしているのでしょうか。
私は拉致被害者を奪還できるのであれば手段にこだわる必要は無いと思います。ただ、秘密裏に変な約束をすることだけは避けてほしいですね。
同じ新聞の『週刊新潮』の広告には「電撃訪朝&めぐみさん奪還を前原外相に吹き込んだミスターX」という文句が大きく書いてある。その隣の『週刊文春』の広告では「前原外相のウルトラC拉致被害者電撃帰国」という見出しもある。
ミスターXという人物は小泉総理が訪朝したときにも影で暗躍した人である。
北朝鮮問題に詳しい重村智計早大教授が、このほど出版した『外交敗北』という本の中で、5年前の拉致被害者を巡る北朝鮮側の交渉相手「ミスターX」の正体を暴露し、田中均元外務省アジア大洋州局長と「ミスターX」なる北朝鮮高官による交渉を「売国外交」と断罪、外務省の秘密外交を厳しく糾弾している。
重村氏によれば、田中局長が交渉相手に選んだのは、北朝鮮の要人ではなく、秘密警察機関である国家安全保衛部第一副部長の金チョルという偽名を持つ45歳の男だったという。田中局長は金チョルに驚くべき提案を持ちかけた。
「生きている拉致被害者を4~5人程度出せばいい、後は国交正常化してから段階的に解決すればいい」。
2002年9月に平壌で行われた日朝首脳会談に金チョルは密かに同席していたという。その際、田中局長は、外務省の幹部にさえ金チョルの名前と肩書を教えなかったというから言語道断だ。
このあとにも記事は続くが引用はここまでとする。
以上のことについて私には真偽のほどは判らない。しかし新聞や週刊誌あるいはネット上に公然と書かれている事実である。
重村智計早大教授が本に書いていることであるから信頼性は高いと判断される。田中均元外務省アジア大洋州局長だって今は民間人ながら自分の在職中にしたことについて責任はあるでしょう。
前原外相は再びこのミスターXのチャンネルを使って横田めぐみさんを奪還しようとしているのでしょうか。
私は拉致被害者を奪還できるのであれば手段にこだわる必要は無いと思います。ただ、秘密裏に変な約束をすることだけは避けてほしいですね。