私たち土建の世界には「段取り八分」という言葉がある。この言葉の後に、「仕上げは二分」と続くこともある。
段取り八分とは、仕事を進める上で、事前の準備がいかに重要かを表した言葉であり、仕事の段取りをキッチリしておけば、その仕事は8割方完了したも同然であるという意味である。
段取りというのは、工程や、興行を組む場合に、効率よくスピーディに作業がすすむように、場所、人の動き、機械の動きなどの、特性を把握して、上手に手配、配置、スケジューリングすることである。段取りは、頭のよい人、仕事のできる人にまかせたほうがよい。
さて、今の日本で何を効率よくスピーディに行わなければならないのかといえば、東電福島原発事故の収束と東日本大震災からの復旧・復興であろう。では、菅内閣はこの二つのことを効率よくスピーディに行っているのかといえば、大いに異論のあるところである。
3月11日の震災発生以来まもなく5ヶ月になろうとしているが、いまだ具体的な復興計画は示されないばかりか、多くの被災者に義捐金すらも届いていないというのが現実だ。
また、復興財源など優先するべき論議が後回しにされ、脱原発だの発・送電の分離だのと後回しでもよいことが盛んに論議されている。つまり、段取りが悪いのである。
今の民主党政権は、内閣の中もばらばら、党と内閣の考え方もチグハグである。
内閣支持率は低迷し、ほとんどの国民が愛想をつかしているのにもかかわらず、独り菅さんだけが総理の座にしがみついているのがなんとも情けない。
段取り八分とは、仕事を進める上で、事前の準備がいかに重要かを表した言葉であり、仕事の段取りをキッチリしておけば、その仕事は8割方完了したも同然であるという意味である。
段取りというのは、工程や、興行を組む場合に、効率よくスピーディに作業がすすむように、場所、人の動き、機械の動きなどの、特性を把握して、上手に手配、配置、スケジューリングすることである。段取りは、頭のよい人、仕事のできる人にまかせたほうがよい。
さて、今の日本で何を効率よくスピーディに行わなければならないのかといえば、東電福島原発事故の収束と東日本大震災からの復旧・復興であろう。では、菅内閣はこの二つのことを効率よくスピーディに行っているのかといえば、大いに異論のあるところである。
3月11日の震災発生以来まもなく5ヶ月になろうとしているが、いまだ具体的な復興計画は示されないばかりか、多くの被災者に義捐金すらも届いていないというのが現実だ。
また、復興財源など優先するべき論議が後回しにされ、脱原発だの発・送電の分離だのと後回しでもよいことが盛んに論議されている。つまり、段取りが悪いのである。
今の民主党政権は、内閣の中もばらばら、党と内閣の考え方もチグハグである。
内閣支持率は低迷し、ほとんどの国民が愛想をつかしているのにもかかわらず、独り菅さんだけが総理の座にしがみついているのがなんとも情けない。