2010年、平成22年もあと2日で終わろうとしている。
世間でもいろいろな事件があったが、私個人の身の上にもいろいろな事件があった。私個人の事件をここに書いてもあまり意味もないし第一読んでいただく方々に失礼である。
今年、最期の書き込みをするに当たって、私の記憶に残っている事件を幾つか思い出してみよう。
1.尖閣諸島への中国漁船侵入とその後のごたごた。
一番よくおぼえているのはやっぱりこの事件です。
尖閣諸島付近の我が国の経済水域へは中国・台湾の漁船が頻繁に侵入しているらしいが、通常の場合は海上保安庁の巡視船が指導すれば退去するようだ。
ところが、今回の事件は、こともあろうに巡視船めがけて体当たりしてきたのである。
巡視船が侵犯漁船を拿捕し、船長を逮捕するのは当然であるが、事件後に中国がとった報復手段は常軌を逸したものだった。
フジタ社員の逮捕、レアアースの輸出停止、スマップの上海万博での公演中止・・・・等々である。
結局、この事件も菅内閣の弱腰というのか頓珍漢な事件処理が混乱を招いたという見方もあながち間違いではない。
当初のころに表明していたように「法と証拠に基づいて粛々と」処理すればよかったのである。
工作船との疑いもある件の漁船を早々返還してしまうと同時に、船長も起訴もしないまま帰国させてしまった。このことが、後日「尖閣ビデオ」の流出という次の事件を誘発する原因となった。
つまり、一連の醜態はすべて菅内閣の失政の結果である。
2.民主党政権の体たらく。
昨年の総選挙で大勝した民主党は鳩山政権を発足させたが、鳩山総理自らが「金と政治」問題で退陣する羽目になった。また当時の幹事長であった小沢元代表も「金と政治」問題を抱えて火達磨状態になり検察審査会の議決で強制起訴を受けることになってしまった。この問題はいまだに解決していない。
つまり、反小沢路線をとりながらも、党内の力関係から指導力を発揮できないでいる菅・岡田体制の限界を露呈しているのである。
3.南米の落盤事故
ペルーだったかチリだったか・・・・もう半分は忘れかけてしまっているが・・・チリの鉱山でした。
あの地下700メートルからの救出劇は感動的でした。
私が一番興味があったのは、事故によって明らかになった愛人関係などの結末です。
4.海老蔵の酒乱が招いた悲劇。
これは最近の事件ですからよく覚えています。
結局は海老蔵も一方的な被害者ではなくて、示談で事件を収拾しました。
伊藤とかいう加害者は起訴されましたが、まあ海老蔵からの損害賠償の請求はないようですから、大した刑罰も科されないのではないでしょうか。
5.検察の大失態。
村木さんのデッチアゲ事件はひどかった。
ロッキード事件、リクルート事件など巨悪と戦ってきた検察にはある種の尊敬も抱いていたが、今回の事件はこれまでの検察に対する信頼を一気に失わせる結果となった。
序でに言えば警察庁のテロ対策データの流出事件も拙い対応だった。
野党から岡崎国家公安委員長の不信任案が出ないのは不思議である。
世間でもいろいろな事件があったが、私個人の身の上にもいろいろな事件があった。私個人の事件をここに書いてもあまり意味もないし第一読んでいただく方々に失礼である。
今年、最期の書き込みをするに当たって、私の記憶に残っている事件を幾つか思い出してみよう。
1.尖閣諸島への中国漁船侵入とその後のごたごた。
一番よくおぼえているのはやっぱりこの事件です。
尖閣諸島付近の我が国の経済水域へは中国・台湾の漁船が頻繁に侵入しているらしいが、通常の場合は海上保安庁の巡視船が指導すれば退去するようだ。
ところが、今回の事件は、こともあろうに巡視船めがけて体当たりしてきたのである。
巡視船が侵犯漁船を拿捕し、船長を逮捕するのは当然であるが、事件後に中国がとった報復手段は常軌を逸したものだった。
フジタ社員の逮捕、レアアースの輸出停止、スマップの上海万博での公演中止・・・・等々である。
結局、この事件も菅内閣の弱腰というのか頓珍漢な事件処理が混乱を招いたという見方もあながち間違いではない。
当初のころに表明していたように「法と証拠に基づいて粛々と」処理すればよかったのである。
工作船との疑いもある件の漁船を早々返還してしまうと同時に、船長も起訴もしないまま帰国させてしまった。このことが、後日「尖閣ビデオ」の流出という次の事件を誘発する原因となった。
つまり、一連の醜態はすべて菅内閣の失政の結果である。
2.民主党政権の体たらく。
昨年の総選挙で大勝した民主党は鳩山政権を発足させたが、鳩山総理自らが「金と政治」問題で退陣する羽目になった。また当時の幹事長であった小沢元代表も「金と政治」問題を抱えて火達磨状態になり検察審査会の議決で強制起訴を受けることになってしまった。この問題はいまだに解決していない。
つまり、反小沢路線をとりながらも、党内の力関係から指導力を発揮できないでいる菅・岡田体制の限界を露呈しているのである。
3.南米の落盤事故
ペルーだったかチリだったか・・・・もう半分は忘れかけてしまっているが・・・チリの鉱山でした。
あの地下700メートルからの救出劇は感動的でした。
私が一番興味があったのは、事故によって明らかになった愛人関係などの結末です。
4.海老蔵の酒乱が招いた悲劇。
これは最近の事件ですからよく覚えています。
結局は海老蔵も一方的な被害者ではなくて、示談で事件を収拾しました。
伊藤とかいう加害者は起訴されましたが、まあ海老蔵からの損害賠償の請求はないようですから、大した刑罰も科されないのではないでしょうか。
5.検察の大失態。
村木さんのデッチアゲ事件はひどかった。
ロッキード事件、リクルート事件など巨悪と戦ってきた検察にはある種の尊敬も抱いていたが、今回の事件はこれまでの検察に対する信頼を一気に失わせる結果となった。
序でに言えば警察庁のテロ対策データの流出事件も拙い対応だった。
野党から岡崎国家公安委員長の不信任案が出ないのは不思議である。