日々是好舌

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珙桐の花は悲恋の果てに咲く

2022年05月22日 13時37分01秒 | 日記


珙桐の花は悲恋の果てに咲く  白兎

はんかちのはなはひれんのはてにさく

ハンカチの花(はんかちのはな)は初夏の季語。
ハンカチノキ科の落葉高木。中国の固有種で、珙桐(コントン)とよぶ。一属一種。葉は広卵形で、互生する。5~6月に2枚の大きな白い苞をもつ球形の頭状花をつける。中国の四川省・雲南省付近原産。属名のダビディアで呼ばれることも多い。花についた白い大きな2枚の苞葉が垂れ下がりよく目立つため、日本では「ハンカチの木」や「幽霊の木」「鳩の木」などと呼ばれる。
昔、皇帝の一人娘は農村の青年珙桐と恋仲になった。しかし、青年は、このことを知った皇帝に殺され、樹になる。そして、樹に取りすがって泣いた姫の魂が花になったという、伝説がある。中国名の“コントン”は、その青年の名前だ。