鳶職(とびしょく)とは、一般的に建設業で、高い所での作業を専門とする職人を指す。
町場では地業や基礎工事、簡単な間知石積なども行うことから「鳶、土工(土方)」と一括りで呼ばれることもある。
建築現場の職人の間では、高所を華麗に動き回る事から「現場の華」とも称される。
名前の由来は、棟上の時、梁から梁へ文字通り飛んだので鳶といわれる。
また、かつては鳶の使う道具として代表的なものが鳶口であった。この鳶口から鳶職といわれる。
鳶口は、町火消(延焼家屋を曳き倒すときに使う)、梯子乗り(梯子を支えるのに使う)、木遣り(木をやりまわすのに必要)とは不可分な道具であると言える。
現代では主に以下の3種類の鳶職に分類される。ただし、会社・職人によっては複数の職をこなせる場合がある。
足場鳶
建築現場で必要な足場を設置する職人。単に高所作業を行うだけでなく、設置場所の状態や作業性、足場解体時の効率など、その場に応じて的確に判断して組み立てることが求められる。会社組織として、建築現場の仮設足場のレンタル・据付・解体を一体となって請け負っている場合が多い。
鉄骨鳶
鉄骨構造の建築物において、鉄工所、FABなどで製作された柱や梁になる鋼材をクレーンなどで吊り上げて組み立てる(建て方・建て込みとも呼ばれる)鳶で鍛冶鳶などとも呼ぶ。
重量鳶
土木では橋梁の現場で主桁架設を行う。また、建物内部の重量物(大型機械など)の据付(設置)を行うのも重量鳶である。足場・鉄骨鳶に比べて専門性が高く、プラント・空調給排水設備・電気設備工事の一部を重量鳶が仕事する場合も多い。
作業服の中でも特に鳶服という分類がある。ニッカーボッカーズ型の裾が広がった七分と呼ばれる作業ズボンなど独特の作業服を着用していることが多い。地下足袋や、手甲(てっこう)脚絆(きゃはん)などを着用することもある。
写真はフル装備したとび職の後姿であり、背中に背負っているのは「ハーネス型」または「フルハーネス型」ともよばれる、胴部の他に腿や肩にもベルトを通し、全身を保持する格好の安全帯である。
ハーネス型は胴ベルト型と比較した際、抜け落ちる心配が無い点、墜落時の荷重が胴部に集中しない点(内臓や脊髄の損傷が生じにくい)、吊られた際も自然な姿勢が保てるという点が優れていると言える。このため、諸外国においては安全帯といえばハーネス型が常識とされているが、近年は国内においても鉄塔工事や高層建築の現場を中心にその普及を見せている。なお、平成14年には厚生労働省「安全帯の規格」にもハーネス型の項目が盛り込まれた。フルハーネス型の使用の注意点として、ランヤードは必ずショックアブソーバ付きのものを選択することが挙げられる。
私が勤めている会社では、足場鳶のほか鉄骨の建て方、風力発電の風車の組立、第二東名の橋梁工事など鳶工事全般に対応している。
最近では長野県で塗装業者の下請けだったがNEXCOの橋梁塗装の吊り足場や富士市で高さ100メートル以上もある煙突の吊り足場、清水区でエスパルスドリームプラザの観覧車の塗装足場を施工した。
私自身は高所恐怖症だから高いところは苦手である。子供のころには平気だったのだが井川高原の栗の木から落ちて尻に栗の毬が刺さってからは急に高所恐怖症になりました。
町場では地業や基礎工事、簡単な間知石積なども行うことから「鳶、土工(土方)」と一括りで呼ばれることもある。
建築現場の職人の間では、高所を華麗に動き回る事から「現場の華」とも称される。
名前の由来は、棟上の時、梁から梁へ文字通り飛んだので鳶といわれる。
また、かつては鳶の使う道具として代表的なものが鳶口であった。この鳶口から鳶職といわれる。
鳶口は、町火消(延焼家屋を曳き倒すときに使う)、梯子乗り(梯子を支えるのに使う)、木遣り(木をやりまわすのに必要)とは不可分な道具であると言える。
現代では主に以下の3種類の鳶職に分類される。ただし、会社・職人によっては複数の職をこなせる場合がある。
足場鳶
建築現場で必要な足場を設置する職人。単に高所作業を行うだけでなく、設置場所の状態や作業性、足場解体時の効率など、その場に応じて的確に判断して組み立てることが求められる。会社組織として、建築現場の仮設足場のレンタル・据付・解体を一体となって請け負っている場合が多い。
鉄骨鳶
鉄骨構造の建築物において、鉄工所、FABなどで製作された柱や梁になる鋼材をクレーンなどで吊り上げて組み立てる(建て方・建て込みとも呼ばれる)鳶で鍛冶鳶などとも呼ぶ。
重量鳶
土木では橋梁の現場で主桁架設を行う。また、建物内部の重量物(大型機械など)の据付(設置)を行うのも重量鳶である。足場・鉄骨鳶に比べて専門性が高く、プラント・空調給排水設備・電気設備工事の一部を重量鳶が仕事する場合も多い。
作業服の中でも特に鳶服という分類がある。ニッカーボッカーズ型の裾が広がった七分と呼ばれる作業ズボンなど独特の作業服を着用していることが多い。地下足袋や、手甲(てっこう)脚絆(きゃはん)などを着用することもある。
写真はフル装備したとび職の後姿であり、背中に背負っているのは「ハーネス型」または「フルハーネス型」ともよばれる、胴部の他に腿や肩にもベルトを通し、全身を保持する格好の安全帯である。
ハーネス型は胴ベルト型と比較した際、抜け落ちる心配が無い点、墜落時の荷重が胴部に集中しない点(内臓や脊髄の損傷が生じにくい)、吊られた際も自然な姿勢が保てるという点が優れていると言える。このため、諸外国においては安全帯といえばハーネス型が常識とされているが、近年は国内においても鉄塔工事や高層建築の現場を中心にその普及を見せている。なお、平成14年には厚生労働省「安全帯の規格」にもハーネス型の項目が盛り込まれた。フルハーネス型の使用の注意点として、ランヤードは必ずショックアブソーバ付きのものを選択することが挙げられる。
私が勤めている会社では、足場鳶のほか鉄骨の建て方、風力発電の風車の組立、第二東名の橋梁工事など鳶工事全般に対応している。
最近では長野県で塗装業者の下請けだったがNEXCOの橋梁塗装の吊り足場や富士市で高さ100メートル以上もある煙突の吊り足場、清水区でエスパルスドリームプラザの観覧車の塗装足場を施工した。
私自身は高所恐怖症だから高いところは苦手である。子供のころには平気だったのだが井川高原の栗の木から落ちて尻に栗の毬が刺さってからは急に高所恐怖症になりました。
以上の三種をお持ちの鳶職人さんは鬼に金棒ですね。
机上の仕事も大切ですが、現場で、働く資格所有の
職人さんは大したものだと何時も感心しています。
私も足場組立解体や型枠支保工組立解体、土留め支保工組立解体、地山掘削などの資格を持っています。これらの資格講習の講師を長くしていたので建設業災害防止協会から表彰を二回受けました。
竹を組んで小屋も作ってみたいです
しのを考案した人は天才ですね(^^”
当時の足場は丸太足場で番線をシノー棒で締めて組み立てていました。ご承知のとおり焼きなました番線は締めすぎると切れてしまいます。締め方がゆるいとずれてしまいます。当時のとび職は今よりずっと技量が優れていたお思います。シノー棒は先端が鋭く尖っていたのである種の刃物に等しく飯場で喧嘩が起きると怖かったです。
僕は横浜港の貨物船の積荷の固定作業でした。
昔は稼ぎの良いアルバイトでしたよ。
鳶職が陸仕事がヒマになると、
貨物船の作業に来てました。
鳶職が転落事故になると、
カラスと揶揄されるそうですね(^^”
会社の社長は名前が隼人ですからハヤブサです。
横浜には5年住んでいましたから日雇いの人たちが焚火を囲んで待っている風景も見たことあります。