はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

お花見日和が続きます・・・

2010-04-09 | ニュースから

2010年4月9日(金曜日)
風の強い1日でした。
天気予報では、明日もいい日和だとか・・・
ポカポカ陽気になりそうです。

さて、先日からアップしようと思っていた記事が
たまっていました。
まず、女性の就業率や共働き率が全国1位の福井県なのに
女性管理職の割合は全国で最低・・・という記事です。
女性の地位向上がなかなか進まない福井県・・・
いまだに、女性は単なる労働力でしかないのが
福井県の現実なのでしょう。


http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20100406/CK2010040602000003.html

県の審議会や協議会、女性の参画低く

県の審議会や協議会などの第三者機関で、
女性委員が占める割合は昨年3月末現在、
31・5%と前年同期と比べて1・6ポイント減少し、
18年ぶりに低下に転じた。
全国平均の33・1%も下回り、政策決定過程への
女性の参画は低調のようだ。

県がまとめた男女共同参画年次報告書によると、
全118機関の委員は計1357人で、うち女性は428人。
監査委員やクリーニング師試験委員会など5機関には、
女性が一人も登用されていない。

女性委員の平均登用率は上昇傾向にあり、
県が統計を取り始めた1978(昭和53)年の4・1%に
比べると6倍強に達している。
しかし、都道府県別の順位は年々下降。
県が目標に掲げる40%以上の登用率を達成している機関は
半数以下の57機関にとどまっている。

女性の県議がいないのは全国で福井だけ。
2008年度に採用された県職員のうち、
女性は3割余りを占めるが、女性管理職の割合は
5・3%と全国平均を0・4ポイント下回っている。

男女参画・県民活動課の担当者は
「特定の職種や団体役員を充てる委員の選び方が問題」と指摘。
「各機関に女性人材の発掘や委員の公募などを促し、
男女のバランスの取れた委員構成を求めていく」と話している。
(平井一敏)


http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000001004080001

女性管理職の割合 全国最低

福井県の女性は、就業率や共働き率ではともに全国1位だが、
管理職や地方議員や県の審議会委員の割合は平均以下――。
こんな実態が、県の調査で分かった。
自治体や企業の要職で女性の存在感が薄い状況は、
依然として続いているようだ。

県教育委員会や選挙管理委員会など審議会における委員数は、
09年3月末時点で計1357人で、うち女性は428人。
31.5%で全国35位。
比率は2年連続で下がるなど、伸び悩んでいる。

県議会には7年前から女性議員はゼロ。
全国で唯一で、当然ワースト。
市町議会では08年末時点で14市町に女性議員がいるものの、
340人中24人と少なく、
割合は7.1%で全国33位だった。

05年の総務省の国勢調査によると女性の就業率や
共働き世帯の割合はともに全国1位だったが、
管理職中の女性の割合は全国最下位だった。

県男女参画・県民活動課の担当者は
「県民の意識も関係するとは思うが、施策の反省点もある。
先進県から学び、新たな対策に取り組みたい」と話した。

 

もうひとつの記事は、小浜市の
内藤さんがご自宅で開いておられた
「北島忠喜の絵画館」が閉館したというニュースです。
小浜へ行ったときは必ず立ち寄っていた絵画館・・・
いろいろなご事情があってのことなのでしょう。
でも、ちょっぴり淋しいわたしです。

http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000001004060003

北島忠喜の絵画館 遺作紹介6年で幕

      

     来館者と作品を見ながら北島忠喜の思い出を話す
          内藤悦子さん(左)=小浜市小浜広峰

野の花や石ころを愛し、絵を描くことが
生きることそのものだった画家、
故・北島忠喜(きたじまただき)に惹(ひ)かれた友人が
小浜市内の自宅を専用ギャラリーにした
「北島忠喜の絵画館」が3月末に閉館された。
埋もれた「本物の画家」を知ってほしいと常設展示。
6年余りで遺作約200点をすべて紹介し、
その役目を終えた。

絵画館は2003年12月、内藤彰さん(64)、
悦子さん(64)夫婦が同市小浜広峰の自宅1階
約50平方メートルを改装し、無料で開館した。
北島さんは秋田県出身で武蔵野美大卒。
約40年前、結婚を機に妻の故郷の小浜に移り住んだ。
絵一筋で、自分を飾ることが出来ない不器用な性格。
生命感の宿る魚や深みのある風景、
思索を誘う抽象画などを自在な筆遣いで描いた。

作品は一度も公募展に出品せず、売ることもなかった。
「人に見せるために絵を描くのではない」と名声には無関心。
だが、開館翌年の1月、急逝した。62歳だった。

作品の保管を任された内藤さん夫婦は以降、
約20点ずつ展示替えしてきた。
閉館時の展示作品は、小浜でとれたアジやオコゼ、花瓶の花、
それに宇宙空間とも夕景ともとれる抽象画など。
悦子さんは「何も求めない純粋な彼の作品を見てもらう場を
つくれて良かった」と話した。
残された作品は、遺族の希望で内藤さん夫婦が引き続き保管する。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする