小学校からの同級生と5年ぶりの再会。
時を超えて、昨日も会っていたような感覚を味わう。
担任だった山田先生、亡くなった友人たち、
敦賀にいる同級生のことなど
次から次へと話の種は尽きない。
ランチの後は、丸の内のレンガ造りの三菱一号館美術館で
「PARISオートクチュール世界に一つだけの服」の展覧会を鑑賞。
イヴニングドレスの裾が、床に広がっているのを見ると
生まれついての貧乏性は、どうやって洗濯するんだろ?
と、しょうもないことを心配してしまう。
こういうドレスを着る人は、そんなことを心配しない・・・
という友人の言葉に なるほど! 納得。
1920年代から90年代にかけて一世を風靡した
デザイナーたちの時代を反映するドレスの数々に
会場のあちこちから、驚きと感動のため息がもれ聞こえてくる。
高級なモード誌でしか見たことのないデザイナーたちの
本物のドレスからは、その時代のヒロインの姿が思い浮かぶ。
ジバンシーはもちろヘプバーンだ。
ひざ上20センチのミニスカートは、ツイッギー・・・
これから先も決して、袖を通すことのないオートクチュールだけれど、
ひと時の夢の世界と贅沢な気分を楽しむことができて、
ちょっぴり幸せなわたしです・・・
三菱一号館美術館を中庭側から見たところ