長浜市内で開催された、敦賀・長浜・高島三市議会協議会。
総会と委員研修会のまえに、3年前建替えられた市庁舎の
議場などを見学させてもらった。
特に、議場における議員の賛成・反対が一目でわかるパネルや
1日1委員会で、委員会室が一つ、しかも委員会の様子も
インターネット配信だ。
敦賀市議会でも、見習いたいところが多かった。
全体的に、市役所内の雰囲気は明るく、広々とした印象である。
さて、市内のホテルで開催された三市議会協議会だが、
総会のあとの委員研修会は、
「長浜市の人口減少対策について」だった。
長浜市では、児童・生徒の給食費の無料化や
多子世帯への保育料負担軽減などに取り組んでいる。
若い世代への子育て支援を行うことで、定住促進を図り
少子化を食い止めようというのが狙いだ。
また、国の認定こども園の法整備後、
保育園の所管を教育委員会へ移行したという。
給食費の無料化とともに、市内全域の小中学校が
センター給食になるそうだ。
敦賀では給食費の無料化の実現は、かなり難しい・・・
なんたって給食費の値上げがあったばかりだし。
子どもたちにとって、給食はやはり
センターより自校でつくられるのが、一番である。
どちらにしても設備投資という予算の壁がある。
敦賀市のトップである市長が、
「市民が主役だ」と言い続けていても
市長に見えている市民は、いったい誰なんだろう?
という疑問が付きまとう今大地である。