どうしても同級生の苗字が、思い出せない。
名前で呼び合ってるからってのは、単なる言い訳だ。
スマホの連絡先も、名前でしか表示していないし、
あいうえおかきくけこ・・・と、50音プラス濁音まで
頭の中で記憶をたどったけれど、出てこない。
考え込んでしまうと、頭の片隅から
タミヨさんの声が、聞こえ出す・・・
「下手な考え、休むににたり!」
子どものころに刷り込まれたフレーズである。
思い出したくないもないフレーズなのに、ときどきよみがえってくる。
ボ~とした子どもだったし、ほんとはな~んにも考えてはなかった。
すると決まって、このフレーズが飛んでくるのである。
下手もなにも、そもそも考えていないから返答もできない。
三つ子の魂百までとはよく言ったもんだ。
いまだに、ボ~と何も考えないでいるときがある。
無我の境地・・・などという高等なもんではない。
ただのアホである。
今日もカウンターでボ~としてたら、健さんが
寝とるんか? と、声をかけてきてビックリ。
同窓会の案内、来とるぞ。
それにしても角鹿は、みんな同窓会、好きやな。
気比中なんて、ながいことしたことないわ。
渡されたハガキをみたら、中3のときのクラス会の案内だった。
好きやな・・・と言っても4年ぶりやし。
幹事してくれてるK君がマメなんやわ。
同窓会は
お盆の14日・・・手帳に書いておかなくっちゃ。