ちかごろ、アンデルセンの「裸の王様」の話が
脳内で膨れ上がってきている。
きらびやかな衣装が大好きな王様の話である。
バカな人間には、見えない布をつくれるという
詐欺師にマンマとだまされるおろかな王様・・・
このお話には、いくつもの教訓が込められていると言われる。
甘い言葉ですりよってくる人だけを、まわりにおいて
苦言を呈する人を遠ざけるのは、
王様としてよろしくない・・・とか
そういう王様にチヤホヤして、
賢いフリして気にいられようとする民もおろかである・・・とか
コロナ感染症への対応で、世界各国のトップの資質の差が
あらわになった。
裸の王様が笑いモンになっておしまいならいいけれど、
暴君になってもらっては困る。
民が迷惑するだけだから・・・