はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

いじめを本気でなくすには 著者・阿部泰尚さん

2020-05-06 | 読書ナリー

ずっと、いじめ問題に取り組んできたけれど

いじめは、なかなかなくならない。

 

賀市では、いじめをなくすために

教師用のワークブックまで作った。

なのに、粟野南小の事件がおきてしまった。

 

ときどき、ネットで配信される「いじめ探偵」の記事を

読んでいたら、書籍ができたと書いてあった。

著者はいじめ探偵・阿部泰尚さんである。

     

さっそく注文し、その本が今日、届いた。

 

わたしは、いじめの相談があるたび、

教育委員会に対し情報公開請求を繰り返してきたけれど、

個別の案件と個人情報保護法を盾に、非開示ばかり。

 

調査しようにも、教育委員会という巨大な組織と

時には、PTAにも立ち向かわなければならなかった。

子どもを守るべき学校や教育委員会が

いじめをなかったことにし、教師や組織を守ることに

全力でつき進んでいくのだと思い知った。

 

当事者が原告となって裁判をしたときには、

意見陳述も行ったけれど、

解決には至らず、そのご家族は敦賀を去った。

今も、そのことが悔やまれてならない。

 

しばらくは、この本を読むことに集中する。

 

 

 

 

 

 

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