金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【競馬】 菊花賞トライアル セントライト記念(GⅡ)!

2024-09-16 03:53:54 | 競馬

 本日は、中山で菊花賞トライアル、セントライト記念

 

 このレースは、皐月賞上位組、ダービー上位組が出走してくれば、まずは信頼して構いませんラジオNIKKEI賞1着2着の馬が出てくれば、その馬も信頼に足りますが、今回は3着馬だけ

 であれば、皐月賞2着でダービー6着のアルアイン産駒⑧コスモキュランダを中心に据えたいと思います。中山は弥生賞ディープインパクト記念も制していますから、大得意な舞台であります。

 相手も、皐月賞4着で京成杯2着のスワーヴリチャード産駒①アーバンシック。この馬も中山巧者であり、京成杯で負けた相手がダービー馬ダノンデサイルですから地力の高さも確か。

 

 馬券は、まず本命⑧コスモキュランダの単勝。そしてコスモキュランダと①アーバンシックの馬連1点 ①⑧

 

 


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【競馬】 秋華賞トライアル ローズステークス(GⅡ)! 今年は中京です・・

2024-09-15 04:10:35 | 競馬

 本日は秋華賞トライアル、ローズSです。

 

 例年の阪神外回り芝1800mではなく、今年は中京芝2000mで開催されるローズSであります。

 今年の3歳牝馬の中では、オークス1着のチェルヴィニアと桜花賞1着オークス2着のステレンボッシュ、そして日本ダービー5着のレガレイラがトップに君臨していると言って良いでしょう。さらに、マイルが舞台であれば、この3頭にアスコリピチェーノを加えた4頭がトップということになります。

 チェルヴィニアステレンボッシュ秋華賞へ直行。ローズSには⑮レガレイラが出てきました。当然ながら、人気は⑮レガレイラに集中すると思います。実は、この⑮レガレイラ牝馬限定レースに出るのは今回が初めて。デビューからずっと牡馬の一線級と一緒に走って、牡馬を蹴散らせてきた猛牝であります。

 猛牝と言えば、過去にウォッカという猛牝がおりました。60年ぶりに日本ダービーを制した牝馬であり、GⅠ7勝でかつ、そのうち牡馬混成GⅠを5つも勝っている猛牝。しかし、このウォッカ牝馬限定レースだといつも調子が狂う癖がありました。恐らくペースが緩くなるため、引っかかってリキむ癖が出てしまい、ラストの切れ味が今一つとなるのでした。

 

 今回の⑮レガレイラも同じ匂いがいたします。

 阪神外回り1800mであれば、速い流れ+直線でのスピードの持続力勝負になったでしょうが、中京芝2000mだと、スローの切れ味勝負になりがち⑮レガレイラの苦手な展開であります。レガレイラにとっては、むしろ本番の秋華賞(京都内回り2000m)の方がロングスパートの力を発揮しやすい舞台だと。

 

 であれば、ここはキズナ産駒の②クイーンズウォークを本命に据えたい。もともと左回りは得意であり、しかもスローの瞬発力向きの馬。オークス4着と地力もあるので信頼できます。

 相手には、同じく左回りが得意エピファネイア産駒①カニキュル

 

 馬券は、まずは本命②クイーンズウォークの単勝。そしてクイーンズウォークから①カニキュルへのワイド1点 ①②

 

 


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【職場の近くに・・】 「桂花ラーメン」が出店! 早速「太肉麺」を実食いたしました‼

2024-09-14 01:30:13 | サラメシ

 

 ワタクシの職場は、都営三田線の御成門駅近くにあるのですが、何と職場から徒歩5分圏内に、あの熊本ラーメンの「桂花」が出店されていることに気がつきました。

 職場から丸の内の持株会社まで、車で移動していたところ、日比谷通り沿いに「桂花ラーメン」の看板が!

 どうも、この夏に出店していたらしい。ワタクシとしたことが、全然気がつきませんでした。

 

 

 そもそも、ワタクシと桂花ラーメンの出会いは、今から48年前、まだ高校生だった頃に、東京新宿3丁目にある東京1号店に行ったのが始まり。まだ博多ラーメンすら東京には無かった時代に、いきなり強烈な熊本ラーメンを食して、ガツンと持っていかれました。

 それ以来、ワタクシにとっての九州ラーメンとは「桂花ラーメン」に他なりません

 

 早速、名物である「太肉麺」を実食いたしました!

 

 

 それにしても、48年前には720円だった桂花の太肉麺が、現在は1300円になっておりました。

 変わらぬ美味しさ故に、720円⇒1300円の変化には、全く不満はございませんでした。

 

 徒歩5分圏内ですから、また時折伺いたいと思います!

 

 


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【中間報告】 2024年 JRA2歳リーディングサイヤー争い! <9月8日現在>

2024-09-13 05:46:31 | 競馬

 本日は、2024年 JRA2歳サイヤーランキングの9月8日現在の中間報告です。

 

 ちなみに「2歳サイヤーランキング」および、その延長線にある「世代別サイヤーランキング」は、産駒一世代だけの種牡馬ランキングなので、ベテランの種牡馬も、新種牡馬も、基本は同じ条件での比較になります。今後の種牡馬トレンドを見ていく上で最新の指標言えるのであります!

 

 以下は、2024年 JRA2歳種牡馬成績トップ15位までのランキング(9月8日現在)です。

1位 エピファネイア       勝利数11 AEI 1.88 賞金1億31百万円

2位 キズナ           勝利数08勝 AEI 2.02 賞金1億14百万円

3位 モーリス          勝利数10勝 AEI 1.63 賞金1億06百万円

4 サートゥルナーリア     勝利数09勝 AEI 1.45 賞金0億94百万円

5位 アドマイヤマーズ      勝利数09勝 AEI 1.57 賞金0億92百万円

6 キタサンブラック      勝利数06勝 AEI 2.33 賞金0億81百万円

7 タワーオブロンドン     勝利数06勝 AEI 1.29 賞金0億70百万円

8位 ドゥラメンテ        勝利数06勝 AEI 2.90 賞金0億69百万円

9 パゴ            勝利数03勝 AEI 1.94 賞金0億63百万円

10位  ナダル            勝利数06勝 AEI 1.22 賞金0億60百万円

11位  ヘニーヒューズ        勝利数05勝 AEI 2.70 賞金0億52百万円

12位  ディスクリートキャット    勝利数03勝 AEI 2.02 賞金0億52百万円

13位  ブリックスアンドモルタル   勝利数06勝 AEI 1.18 賞金0億51百万円

14位  サトノダイヤモンド      勝利数03勝 AEI 0.95 賞金0億51百万円

15位  ミッキーアイル        勝利数02勝 AEI 1.14 賞金0億47百万円

 

 2023年は最後の最後で、キズナがエピファネイアを僅差の大逆転で破り、2歳リーディングサイヤーに輝きました。そのあとの2024年の3歳世代では、キズナ産駒のジャスティンミラノが皐月賞を勝ち日本ダービーでは2着、一方のエピファネイア産駒のダノンデサイルが日本ダービーを勝ち、ステレンボッシュが桜花賞を勝利。2歳リーディングサイヤー争いの勢いをそのままに、この2頭の産駒が大活躍を見せてくれました。

 

 2024年も、この2頭の勢いは変わらないようです。

 9月8日時点での第1位は、エピファネイア。産駒の勝利数は11勝AEI=1.88と引続き安定した実績を残しています。2歳リーディングサイヤーというカテゴリーでは、2022年はドゥラメンテ、2023年にはキズナに、それぞれ最後の最後で大逆転を許してしまっており、種牡馬エピファネイア陣営としては2024年こその思いが強いことでしょう。

 第2位は、2023年の2歳リーディングサイヤーであるキズナキズナ産駒の有力馬は秋以降に続々デビューする予定ですが、6~8月デビューの馬たちも着実に新馬勝ちを収めており、特に牡馬マジックサンズは札幌2歳Sを制するなど、勝利数8勝AEI=2.02という例年通りの実績。牡馬牝馬ともに、年末に向けた2歳重賞路線で活躍が期待できる馬が目白押しで、2年連続の2歳リーディングサイヤーも夢ではありません

 第3位は、ベテランの域に達したモーリス。一時はAEIが1を割り込むなど低迷した時期もありましたが、産駒の育成パターンが確立するに従い、勝率やAEIの水準が上昇してきており、勝利数10勝AEI=1.63は立派の一言。まだ3歳クラシックでの勝利はありませんが、当該世代あたりで一発あるかもしれません。

 

 なお、2024年2歳種牡馬成績の特徴は、新種牡馬の躍進です。第4位サートゥルナーリア第5位アドマイヤマーズ第7位タワーオブロンドン第10位ナダルが新種牡馬であり、4頭もベスト10に入る年は珍しい。2023年も新種牡馬の活躍が目立ちましたが、2024年は昨年以上の成績と言って良いでしょう。

 

 それから、さすが!と言えるのが、第6位キタサンブラック第8位ドゥラメンテのスーパー種牡馬2頭。産駒が少ないにも関わらず、キタサンブラック勝利数6勝AEI=2.33であり、すでに牡馬サトノカルナバルが函館2歳Sを制しており、その他にも牡馬クロワデュノールなど来年のクラシック候補が控えている状態。ドゥラメンテもラスト世代のため頭数が少ないですが、勝利数6勝、特にAEI=2.90は突出したレベルとなっており、牡馬キングスコールなどのクラシック候補も出しています。

 

 なお気になるのが、昨年新種牡馬として2歳サイヤーランキングで第3位に入ったスワーヴリチャードが圏外となっていること。昨年のような勢いはなく、9月8日現在では第23位に低迷しています。急上昇した種付料1500万円にも影響しかねない状況。また、上位の常連であるロードカナロアも 第19位に留まっており、秋競馬からの巻き返しを図りたいところでしょう。

 

 

【ご参考データ】 以下は、2023年 JRA2歳サイヤーランキング(トップ10位)の最終結果

1位 キズナ           勝利数32勝 AEI 1.76 賞金4億42百万円

2 エピファネイア       勝利数33 AEI 1.56 賞金4億15百万円

3 スワーヴリチャード     勝利数25勝 AEI 2.32 賞金4億02百万円

4位 モーリス          勝利数22勝 AEI 1.80 賞金3億38百万円

5位 ドルフォン         勝利数25勝 AEI 1.32 賞金2億70百万円

6 ロードカナロア       勝利数21勝 AEI 1.66 賞金2億69百万円

7 ダイワメジャー       勝利数12勝 AEI 1.71 賞金2億49百万円

8位 リアルスティール      勝利数19勝 AEI 1.68 賞金2億39百万円

9 ブリックスアンドモルタル  勝利数16勝 AEI 1.24 賞金2億21百万円

10  ニューイヤーズデイ      勝利数16勝 AEI 1.18 賞金1億91百万円

 

 


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【プロ棋士編入試験 第1局】 西山朋佳女流三冠が高橋佑二郎四段に競り勝ち、まず1勝!

2024-09-12 03:38:55 | 将棋

 

 西山朋佳女流三冠が挑戦する「プロ棋士編入試験 五番勝負」第1局は、9月10日(火)に東京の将棋会館で行われ、西山朋佳女流三冠が試験官である高橋佑二郎四段を132手で破り、まず1勝をあげました。

 

 

 戦型は、後手番の西山朋佳女流三冠が三間飛車を選択、両者がっぷり四つの激しい闘いとなりましたが、西山朋佳女流三冠が90手目に放った☗9七角打が鋭い1手で、この攻防手をきっかけにリードを広げ、そのまま押し切るという堂々とした勝利でありました。初の女性の「プロ棋士」に向けて幸先の良いスタートとなりました。

 

 ところで、そもそも「プロ棋士」になるためには、奨励会の三段リーグを26歳になるまでに勝ち抜いて、半年に1~2名という狭き門をくぐることが原則。ただし26歳以上でも、特例措置として、公式戦で既定の成績を収めたアマチュアと女流棋士が受験できる制度が「プロ棋士編入試験」で、受験資格を満たすには公式戦に出場して「最も良いところから見て10勝以上、なおかつ6割5分以上の成績」か「各棋戦ごとに定められた成績」が必要となります。

 編入試験では、棋士番号が新しい順に5名の棋士(=三段リーグを勝ち抜いたばかりの四段棋士ということになります)が試験官となり、5局中3勝で合格となります。

 

 試験官がプロ棋士になりたての四段ばかりというと、最も弱いプロ棋士たちと思われるかもしれませんが、それは大きな間違いです。プロ棋士になるために人生を賭けて戦っているのが三段リーグですから、それを勝ち抜いたばかりの四段棋士というのは、最も修羅場に強い棋士たちということ。プロテストに合格したばかりのゴルフの女子プロ選手が、いきなりトーナメントで優勝するケースが多いのと同じで、この5人の試験官は相当に「手練れの棋士」と思って間違いありません。

 それから、当blogでも以前に書きましたが、すでにスター棋士として活躍している西山朋佳女流三冠のような存在は、プロになり立ての四段棋士からすると、試験官として絶対に負けられない存在ということになります。すなわち、女流タイトルをいくつも保持して、高い年収を稼いでいる相手の挑戦を受ける訳ですから、少なくとも、三段リーグを勝ち抜いたばかりの自分たちの方が「棋力」が上であることを世に訴えたい気持ちになるということ。

 よくある「ジェンダー問題」の定型的な situation であります。

 

 ただし、西山朋佳女流三冠は、かつて三段リーグに所属して、あと一歩でプロ棋士になるはずだった人。単なる「スター女流棋士」ではなく、かつて同じ想いで闘っていた「先輩棋士」でもあります。今回の試験官の四段棋士からすると、「絶対に負けられない存在」であると同時に「リスペクト対象の存在」でもあります。このあたりが、今回の編入試験の特徴と言えるかもしれません。

 

 第2局は、10月2日(水)に東京の将棋会館で行われます。試験官は山川泰煕四段であります。

 

 


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