あまり地方のダートまでは手を広げないのですが、何と言っても、クリソベリルとルヴァンスレーヴ、4歳と5歳のダートチャンピオンが激突しますので、帝王賞を取り上げたいと思います。大井の2000mダートは、砂が深く直線も長いコースなので、日本のダートGⅠの中では最もタフなコースと言えます。
今回、1番人気が予想されるオメガパフュームは、暮れの東京大賞典2連覇、昨年の帝王賞を勝っており、大井2000mダートのスペシャリストですが、もしクリソベリルとルヴァンスレーヴが完調で出てくるのであれば、本来は3番手の位置づけ。クリソベリルがサウジ帰り、ルヴァンスレーヴが故障明けで、それを割り引いて、この3頭が横一線というところだと思います。
一応予想をしておきますが、本命は⑧クリソベリル、対抗に②ルヴァンスレーヴ、単穴に⑪オメガパフュームとして、三連単BOX⑧②⑪6点で。
ちなみに、3歳牡馬には、日曜日のユニコーンSを快勝したカフェファラオという怪物が出現しています。カフェファラオは秋のケンタッキーダービーに向かうのか、アメリカの新型コロナ動向次第では国内に留まるのか、今はまだ微妙ですが、このカフェファラオを迎え撃つ古馬代表決定戦が本日の帝王賞と言えます。好レースを期待したいと思います。