金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【競馬】 毎日王冠! 今年は切れ味勝負にはなりそうもない 秋のスーパーGⅡ‼

2022-10-09 07:05:13 | 競馬

 さぁ、秋のスーパーGⅡ、毎日王冠です。

 過去の勝ち馬を昨年から並べてみると、シュネルマイスターサリオスダノンキングリーアエロリットリアルスティールルージュバックエイシンヒカリと、もう世界標準のGⅠ級がズラリ。このレースの価値は、仏イスパーン賞とか、ドバイターフとかの世界のGⅠレースと変わらないと思います。

 このレースは、2つのパターンがあります。ラスト3ハロンを32秒台の切れ味で差し切るようなパターン1。最初から最後まで、1ハロン11秒台で駆け抜けるようなスピード持続力競争のパターン2。通常はパターン1であり、時々パターン2となる。パターン2は、アエロリットとエイシンヒカリが逃げ切ったレースですが、どちらも勝ちタイムは1分44秒台という、とんでもないハイレベルの内容でした。

 最初の1000mを58秒フラットくらい、次の1ハロンは12秒を切るくらい。そしてラスト3ハロンを34秒台でまとめると、ちょうど1分44秒台の逃げ切りレースが出来上がります。こういうレースになると、中団や後方に待機する馬たちが前を追いかける時に、相当エネルギーを消費せざるを得ないので、ラスト3ハロンでは32秒台の切れ味は封印されてしまいます。

 一方で、1200mまでを70秒で走って、ラスト3ハロンを34秒台でまとめることが出来る逃げ馬なんて、そう居るもんじゃありません。府中2000mでもハイペースで逃げ切れるような、サイレンススズカアエロリットエイシンヒカリといった歴史的逃げ馬しか実現できないラップなのです。

 

 さて今回の出走馬には⑤レイパパレがいます。彼女に1分44秒台の逃げは出来るか? 少し難しいか。

 ただ府中の馬場は、金曜日の大雨の影響から少し軟らか目なので、1分45秒台半ばくらいの逃走劇を演じることは出来そうです。それが出来ると、やや軟らか目の馬場で、後ろから追いかけるのは大変であります。

 相手は、まず同じ脚質の4歳牡馬②ノースブリッジ。それからマイル路線組の有力馬である③サリオス④ダノンザキッド、急上昇中の4歳牡馬⑨ジャスティンカフェ、夏の小倉で復活した①レッドベルオーブ、そして大阪杯でGⅠ馬となった⑥ポタジェ

 

 馬券は、本命⑤レイパパレからの馬単6点 ⑤⇒②③④⑨①⑥ と、本命⑤レイパパレ頭固定で②ノースブリッジ2着3着付の3連単10点 ⑤⇒②⇔③④⑨①⑥⑤レイパパレと②ノースブリッジからの三連複5点 ⑤②⇒③④⑨①⑥

 

 鮮やかな快速逃げ切り劇を観てみたいと思います‼


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