金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【重賞回顧】 クイーンS・アイビスサマーD

2024-07-29 03:04:45 | 競馬

 

 まずは札幌のクイーンS勝ったのは、ゴールドシップ産駒の3歳牝馬コガネノソラ。中団待機で脚を溜めます。逃げたコンクシェルの前半1000mのラップは1分0秒2と稍重としては流れるペースに。直線に入るとコンクシェルがそのまま逃げ切りを図ります。これを追いかけて、馬場の中央からコガネノソラ、そのすぐ内側からダイワメジャー産駒ボンドガールとロードカナロア産駒アルジーヌ、外からはルーラーシップ産駒ドゥアイズが迫ってきます。ゴール手前でコンクシェルが馬群に飲み込まれ、コガネノソラがアタマ差抜け出して勝利。稍重の勝ちタイムは1分47秒4。2着にはボンドガール、クビ差の3着にアルジーヌ、ハナ差の4着がドゥアイズ、さらにハナ差の5着に逃げたコンクシェル

 3歳牝馬コガネノソラが、51㎏の斥量を活かして重賞初勝利少し重めの馬場も味方したと思います。秋の牝馬GⅠが楽しみになりました。

 2着ボンドガールも、51㎏の斥量を活かした好走でした。ただ、さすがに11番手の位置取りが後ろ過ぎました。これは4着だったドゥアイズも同じ逆に3着のアルジーヌと5着のコンクシェルは、厳しい流れの中で前々からよく粘り切りました。地力の高さを証明したと思います。

 

 

 そして新潟のアイビスサマーD勝ったのは、リアルインパクト産駒の4歳牝馬モズメイメイ。好スタートから中団待機で脚を溜めます。まずは5番枠のマウンテンムスメが先頭に立って、馬場の外側へ移動します。その横に17番枠のレッドスパーダ産駒テイエムスパーダが並走。残り200mのところでテイエムスパーダが先頭に立ちますが、馬場の中央からスクリーンヒーロー産駒ウイングレイテストがこれを交わして、さらにモズメイメイがウイングレイテストを交わしてクビ差抜け出して勝利。直前に雨が降ったあとの良馬場の勝ちタイムは55秒3。2着ウイングレイテストからクビ差の3着がテイエムスパーダ

 勝ったモズメイメイは、これで重賞3勝目3歳時のチューリップ賞、葵Sに続いて、4歳でもアイビスサマーDを制しました。やはり、この馬は短距離が性に合っています。まだまだ実績をあげそう。

 2着のウイングレイテストは、59㎏の斥量も何のその、新潟千直でも結果を出してくれました。1400m以下では常に好走してくる圧倒的な地力の持ち主。また3着のテイエムスパーダも、先行馬不利の展開でも粘り切るあたり、先行出来た時のスピードの持続力は抜群であります。またどこかで大穴を開けてくれると思います。

 

 


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