本日は秋華賞トライアル、ローズSです。
例年の阪神外回り芝1800mではなく、今年は中京芝2000mで開催されるローズSであります。
今年の3歳牝馬の中では、オークス1着のチェルヴィニアと桜花賞1着オークス2着のステレンボッシュ、そして日本ダービー5着のレガレイラがトップに君臨していると言って良いでしょう。さらに、マイルが舞台であれば、この3頭にアスコリピチェーノを加えた4頭がトップということになります。
チェルヴィニアとステレンボッシュは秋華賞へ直行。ローズSには⑮レガレイラが出てきました。当然ながら、人気は⑮レガレイラに集中すると思います。実は、この⑮レガレイラ、牝馬限定レースに出るのは今回が初めて。デビューからずっと牡馬の一線級と一緒に走って、牡馬を蹴散らせてきた猛牝であります。
猛牝と言えば、過去にウォッカという猛牝がおりました。60年ぶりに日本ダービーを制した牝馬であり、GⅠ7勝でかつ、そのうち牡馬混成GⅠを5つも勝っている猛牝。しかし、このウォッカ、牝馬限定レースだといつも調子が狂う癖がありました。恐らくペースが緩くなるため、引っかかってリキむ癖が出てしまい、ラストの切れ味が今一つとなるのでした。
今回の⑮レガレイラも同じ匂いがいたします。
阪神外回り1800mであれば、速い流れ+直線でのスピードの持続力勝負になったでしょうが、中京芝2000mだと、スローの切れ味勝負になりがち。⑮レガレイラの苦手な展開であります。レガレイラにとっては、むしろ本番の秋華賞(京都内回り2000m)の方がロングスパートの力を発揮しやすい舞台だと。
であれば、ここはキズナ産駒の②クイーンズウォークを本命に据えたい。もともと左回りは得意であり、しかもスローの瞬発力向きの馬。オークス4着と地力もあるので信頼できます。
相手には、同じく左回りが得意のエピファネイア産駒①カニキュル。
馬券は、まずは本命②クイーンズウォークの単勝。そして②クイーンズウォークから①カニキュルへのワイド1点 ①② で。