今日のレッスンで「感謝」についてお話しさせていただくことがありました
その中で生徒さんの○さんが、自分に必要でない贈り物をいただくと
感謝~~というよりも、「・・・・・」となってしまうのです~とお話ししてくださいました。
てんてんも昔は○さんと同じだったのでお気持ちはよくわかります
例えば旅行のお土産でいただく、ちょっと自分の好みとははずれたキーホルダーや
使い道に困ってしまうようなプレゼントをいただいた場合、
昔のてんてんは「感謝~~」というより「・・・・・これどうしたらええの。困るし・・。」状態でした。
素直に心から「ありがとうございます~~」と喜べないでいました。
そんなお話しを大昔、2期生の生徒さんにさせていただいた時、その生徒さんが
「先生の気持ちもわかりますよ~~私も昔はそうでした。
でもね・・先生、旅行って家族や親しいお友達と出かけられるとっても大切な時間じゃないですか・・。
その旅先でほんの少しの時間でも自分のことを思い出してくれて・・・選んでくれて・・・
お土産を買ってきてくださる・・・これってほんとうにものすごいことやと思いません?
私もそれを思うようになってからはどんなものでも感謝していただけるようになったんですよ~」
そう生徒さんに言っていただいて・・・
「ほんまやぁ~~そのとおりやぁ~~」って思いました。
よく考えたら、みなさんの忙しい毎日の中で自分のことをほんの少しの時間でも
思い出していただけるって・・・やっぱり感謝しかないですよね~~。
物質そのもの・・・ということよりも、その物質にこめられた想いに想いを寄せると・・・
ほんとにありがとうございます~~しかありませんよね~。
そういえば・・・先日卒業生の○さんがお話ししてくださったのですが
この間ご自身のお誕生日にご主人がはじめて花束を買ってきてくださったそうです。
ご主人は奥様の為に初めてお花を選んで買われたそうで、喜び勇んで奥様にプレゼントされたそうです。
しかぁ~~し!!
そのお花束は「仏花」だったそうです。
一瞬絶句された○さんでしたが、「ありがと~~」ってご主人に伝えられたそうです。
エライねぇ~~~
でもしばらくしてからご主人にちゃんと教えてあげたそうです
「あれは仏さんにお供えするお花なんだよ」って・・・。
てんてんも幼い頃同じようなことがありました。
てんてんは小さい頃から「白色」がとても好きだったのです。
小学校2年生ぐらいの時だったかな?
母の日に自分のお小遣いで初めて主婦の市場にカーネーションを買いに行きました。
とってもきれいな白色のカーネーションを見て、にこにこしながら
「これ1本ください。」って言いました。
お店の人は
「これで本当にいいの?」って3回ぐらい尋ねてくれましたが
なんでそんなこと言われるのかわからないので、
「はい!その白でいいです~~」と言ってお家に帰りニコニコしながら母にプレゼントしました。
母はなにも言わずに笑顔で「ありがと~~」と受け取ってくれました。
しばらくして、お店の人に何度も「この白でほんとにいいの~?」と尋ねられたことを
母に話すと、母から「白のカーネションはな・・もう亡くなったお母さんにお供えするお花なんだよ~~」って
教えてもらいました。
びっくりして泣きそうになり半べそをかいてしまったのですが
母は「かまへんかまへん。ありがと~」とやっぱり笑顔で言ってくれました。
懐かしい思い出です。