今日はT子さんとMっちゃんのフェイシャルリフトUPのレッスンをさせていただきました。
10月の末、T子さんのお家で飼われていた愛犬(柴犬)のごんちゃんが虹の橋を渡っていきました
T子さんはアロマのレッスンに通われ始めた頃(3年前になります)
「犬は一緒に暮らしてるけど、主人の犬・・という感じなので、それほど愛情が湧かないです~」
・・とお話ししてくださっていたのです。
ところがレッスンがすすむにつれ、T子さんの口から語られるごんちゃんへの想いが確実に変わっていきました
旦那さんとT子さんが何か大切なことに気付かなければいけないとき、
ごんちゃんがまるでお2人の身代わりをするかのように体調を崩してしまうことを何度か目の当りにされ
少しずつ、「動物の魂の素晴らしさ」というものをT子さん自身が感じるようになられたのでした
そして今年7月、体調を崩してしまったごんちゃんは動物病院の先生から
「今日が山です。覚悟してくださいね。」と告げられました。
その日はちょうどT子さんのアロマのレッスンの日だったので、私もよく覚えています
しかし!!この時なんとごんちゃんは体調を持ちなおしたのです
16歳という立派な老犬のわんちゃんです
T子さんは、ヒーリングをたくさんされておりました
それから何度となく、調子がよくなったり・・また獣医さんから「今度こそ覚悟を・・」と言われながらも
約3ヶ月間・・命のかぎり生き抜いたごんちゃんは旦那さんとT子さんの愛に包まれながら
10月の末、虹の橋をわたっていきました
T子さんは介護生活の中で「自分にできること(ヒーリング)があって、本当にうれしいです」と仰っていました
ほんとにT子さん、、ヒーリングをがんばられたのだと思います
3ヶ月も寿命が延びたのですから・・・
T子さんの旦那様は会社の代表取締役をされていらっしゃるのですが
先日、会社の社員の皆様の前でごんちゃんへの想いを語られたそうです
「ごんを亡くした後、もっとああしてやればよかった・・こうしてやればよかったと後悔の念が湧いてくる。
でも・・後悔することを決してごんは望んでいないと思う。
今は、ごんが私達の家族としてずっと一緒にいてくれたこと・・その感謝の気持ちをいっぱい伝えたいです。
ただ・・ごんはクールでテレ屋な犬だったので、面と向かって「ありがとう!」と言ったら
きっとてれくさくて、そっぽを向いてしまっただろうから・・
今、ここからありがとうを伝えます」
・・・とスピーチされたそうです。
約2分ほどのスピーチだったそうですが、社員のみなさんが社長の愛にあふれたごんちゃんへの想いを聴かれて
一緒に泣いてくださったそうです
T子さん、、レッスンで上記のことをシェアしてくださる中
時々、涙があふれてしまって・・
「なんで私泣いてるんやろ・・」と言葉を詰まらせながら・・お話ししてくださいました
動物ってなんて素晴らしい存在なんやろ・・って私もまりんと生活していつも思います。
決して自分から「もっとこうしてくれ・・愛してくれ・・優しくしてくれ・・」なんてうるさいこと言いません
もちろん説教なんてしません
ただただそこにまるで家族にそっと寄り添うように存在していてくれます
弱くて・・ズルイ部分もいっぱい持っている飼い主であっても
ありのままの私達をそのまま優しく・・優しく・・受け容れてくれる・・・
それが動物の持つ、究極の無償の愛
その動物の無償の愛に触れて人間である私達は
忘れかけていた大切なことを思い出していくのです
頑なな人間の心を溶かすのは、立派な飾り立てた言葉や、正論ではなく
真実の愛のみが・・優しさが・・閉ざした心を溶かしてくれるのだということ・・
私もまりんやらびから教えてもらいました。
T子さんの流された涙があまりにもあったかくて・・
私ももらい泣きしてしまいました
T子さんからは
「ごんは頑固でクールで・・でもデン!!とした揺るぎのないもの持った犬なのです」と聴いていたのですが
写真を見せていただいたら・・まぁ~~なんと愛らしいお顏をされていることでしょう
T子さん・・素敵なお話しをありがとうございました。