大横綱=大ソレタ横綱

2010-02-05 19:35:05 | 折りに触れ思うこと

 

人々は去りゆくものに心を寄せる。
赤字路線のダイヤが廃止になると聞けば、にわか鉄道マニヤが押し寄せ存続を願い、老舗百貨店が閉店と聞けば長蛇の列をなす。 昨日、朝青龍が引退を決めると、惜しい、勿体ない、続けて欲しいと声が上がる。 確かに去りゆく物には一種の哀愁があるけれど、それに寄せる人々の思いは未練なのか?情けなのか?単なる興味なのか私には解らない。

朝青龍、恰も責任を取って自ら引退を表明した様相だけれど、実際は限りなく解雇に近い引退で、彼等は最後まで嘘つきで姑息だったと思う。 「酔っていて覚えていない」「報道されているような大袈裟なことはなかった」「元々暴力はなかった」「マネージャーの嘘が原因だ」等々、言い逃ればかりをしてその間に示談を済ませ、結局は真相を明らかにしないまま引退となった。

退職金は勿論、功労金?それに引退興業(引退相撲)というのかな?お金がいっぱい。 まるで勇退?扱いのような引退だ。 朝青龍は名を捨てて実を取った、それはそれで賢明だったと思うけど、何だか気に入らないなぁ。