老後の居場所

ゲームセンタ－にカラオケ、最近年寄りが集まるところらしい。　病院銀座と呼ばれているところではあらゆる病院が有り、その通院客を目当てに商店街も営業している。　又、週に一度だけ低料金で営業する食堂が年寄り達の憩いの場となっている。　そこへ来るのが生き甲斐だと云っている人もいた。　先日シリーズで放送していた「老後の居場所」

老いていくと、人ってそんなに集っていなければ寂しいものなのかな？
私は、独り「ひとり」と、一人「ひとり」は違うと勝手に思っている。　独りは、好むと好まざるとにかかわらず孤立無援的なひとり。　一人はひとりを好む人もいる、そこに安住を求めている人もいると思うのだ。

高齢者の万引き摘発が過去最多と新聞にあった。「高齢者が家族や会社に帰属しなくなり自制心が緩んでいるのではないか」と分析していた。

老後の不安か気の緩みか分からないけれど、何でもかんでも十把一絡げ的に判断して欲しくはない。　老いも若きも「無縁社会」と云われている今日の中で、そりゃ～色んなジジババ、アンチャンネッチャンがいるさ、自分もどちらかと言えば人とは無縁の方が面倒でないし、反面それだからこそちょっとの関わりがとても嬉しく感じたり有り難く感じたりもする。


別に老後でなくても居場所がないと感じている人はいると思う、家庭でも職場でも。




さて、
この一週間は、冷えわたる青空の下、身を固くしてそれでも背筋だけは意識してシャンと伸ばし、寒い～と思いながら雪よりははるかに良いと有り難い思いで過ごした。　明日は季節を分ける節分、確実に夜明が早くなってきたし気温も少しずつ暖かくなりそうだ。　チョビットだけ春。