注文していた本が届いた。 十勝の子供の詩を毎月発行しているサイロという詩誌が、 創刊50周年記念詩集となった。 六花亭の リッチランドというサイロをかたどった焼き菓子のパッケージにそのサイロの詩が載っている。 リッチランドはバターの香りほのかサクサク食感で大好きだし、詩を見るのも楽しい。 子供の詩ってほんと笑っちゃうほど感性が素直だ。
ぱらぱらとまずめくって、真っ先に目に付いた一編。
おとうさん
ずっとまえ
うちのおとうさんが
オートバイでころんで
かえってきた
おとうさんは おかあさんに
「きんかんをつけてくれ」といった
おかあさんは
「いたいからだめ」といった
そしたら おとうさんが おこって
「いいからつけれ」といった
おかあさんは
しょうがなくつけた
おとうさんは「いたたっ」といって
「つけるな」と
おおきな声でいった
うふふ 可笑しいね。 昭和41年 2年生の女の子の詩 時代背景や情景や・・・やっぱり笑っちゃう。 詩が曲になったCDも付いてきた。