当然訪れるだろう事を漠然と考えてみる

2012-03-06 04:55:42 | 折りに触れ思うこと
いつも見ている昼の番組、月曜日のコメンテーター「なかにし礼」さんが、昨日で全ての仕事を休止して闘病に入ると。 食道癌の手術。 人間に限らず物には皆寿命がある。 末代物もあるかも知れないけれど鍋、釜だって穴があく。 癌はその昔、本人告知すら一大決心だった時を思うと、ごく一般的でそして罹る確率が高くて完治もする病気になった。 だけどやっぱり癌と聞くと頭の片隅では」不治の病」という言葉が浮かんでくる。

「癌にはいつも裏切られる」昔何処かの医者が云っていた。 治ったと思っても又何処かに顔を出す。 転移、再発、嫌な言葉だ。 5年生存率・・・5年生きたらもう大丈夫と言われていたときもあったけれど、その安心が出来ないのが癌だと思う。

60年も生きてりゃ~どっか壊れて当たり前、まぁ~ちょくちょく修繕もするだろうけれど。 

自分、どこの癌になるのかな? なるとしたらどこが良いかな? 女性特有の癌は嫌だな? 脳梗塞、心筋梗塞よりずっといいな? そんなことを考えた昨日だった。

「なかにし礼」さんじゃないけれど、自分がこういう事になるとは考えてもいなかったけれど、なった以上はジタバタせずしっかり受け止めて治療に専念すると。 みんな同じだろと思う、受け止めるしかない。 ただ一般人と違うのは質のいい医療を受けられるということだろうか? 受ける医療にも分相応がある。