歌は世につれ世は歌につれ と云うけれど、季節につれても人に寄せても歌を思う。 母がよく唄ってた歌、友人が上手かった歌。
すっかり秋めいた最近、♪夕空晴れて秋風吹き~ と口ずさみ、何という曲名だったっけ?「故郷の廃家」と思ったけど、調べると「故郷の空」だった。
「故郷の廃家」は、♪幾年故郷来てみれば 咲く花鳴く鳥そよぐ風~~
唱歌も良い。
年寄りを相手に、♪もしもし亀よ亀さんよ~~~どうしてそんなにのろいのか チョンチョン
♪むかしむかし浦島は~~~絵にも描けないうつくしさ チョンチョン
必ず最後に付けるチョンチョンはご愛嬌、童謡も良い、けれど柴田トヨさんの詩を思う。
先生に
私を
おばあちゃん と
呼ばないで
「今日は何曜日?」
「9+9は幾つ?」
そんな バカな質問も
しないでほしい
「柴田さん
西条八十の詩は
好きですか?
小泉内閣を
どう思いますか?」
こんな質問なら
うれしいわ