お寺のうら山の
十五日の月に
「はしごをかけて
みんなで月に行って
みるべえよ」
はなをたらした友が
真剣な顔で言った
月にまだうさぎがいた頃のこと
星野富弘
いいな~こんな詩 心がくつろいでホントにホッとする
月にウサギがいるとは思わなかったけど
どうして私に着いてくるんだろうと思った
右へ曲がっても左へ曲がっても
やっぱりついてくる
不思議だなぁと思った
私がまだ純粋だった頃のこと