人間はみんな一様じゃないから、同じ様に恵まれない生い立ちであっても人と比べることは出来ない。 お前よりもっと不幸な人もいっぱい居る、それでもみんな頑張って生きている、なのにお前は社会のせいにし、社会を恨んで何だ・・・とでも言う様に非難するのは違うと思う。 数日前のテレビに、自分も通り魔殺人をやろうと思い立ったけれど、思いとどまる事が出来たという人の話を聞いた。 睡眠障害になって朝が来ても起きる事が出来なくて仕事にいけず、短時間勤務シフトに変えたけれど、収入も減り生活面でも不安になった。 人事部から退職届を出すように言われ、その担当者が「落ち込んで自殺するなよ」と笑いながら言った事に対して「何で俺が自殺するんだ、死ぬなら殺す」と思った。 ターゲットも決めた、朝きちんと起きて会社に行ける人。 知り合いのカウンセラーに電話したら「おめでとう」と言われた。「会社辞めたんでしょ、新しい仕事が出来るじゃない、よく殺さなかったね俺だったら殺したかも知れない」その言葉で思いとどまることが出来た。 と言う体験談。
今、死ぬなら一人で死ね という言葉が物議をかもしている。 自殺に他人を巻き込むなんて許せない、大抵の人は普通にそう思うだろう。 だけど、社会の片隅で病んでいる人がいっぱい居る。 何処で、なにで、今回の様な行動のスイッチが入るか分からない。 そう思うと、一人で死ねばいいという言葉は刺激的かも知れない。