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象の背中

2009-06-10 18:53:57 | 折りに触れ思うこと

 

2007年の映画を先日テレビで観た。

家庭もあり愛人も居る男性が、余命半年と宣告された物語り。
良くできた妻、物わかりの良い愛人、何の葛藤もない不自然さ。
残される家族のために、
〝あと一千万ほど足りないんだ〟と兄を訪ねる。
〝分かった用意しておくよ〟
親の財産分与。

〝死ぬまで生きていたい〟と云う彼の希望通り、
海沿いのリゾートホテルのようなホスピスで、傍らに家族を置きながら短い余命を生きる。

見舞いに来た兄に、
〝骨を分けてやりたい人が居るんだ〟
〝女か? 分かった何とかしてみるよ〟

   思い通りに
   むしろ悠々自適にさえ見える。
   さらっとした映画。
   感動しなかった。

   象の背中
   象は死を察すると、死に場所を求め去っていくという。
   この主人公は象のように余命を生きたのかな?


 


雨上がり

2009-06-08 21:31:37 | 折りに触れ思うこと
目覚めると雨が上がっていた。
昨日は一日静かに降り続いていた。

雨上がりの街は、
一掃された様に、新鮮に息づいている。

通勤の道、小学校のグラウンドに、
順延となった運動会の場所取りの父兄が、
はしゃいでいるように見えた。



6月の憂鬱

2009-06-07 22:06:32 | 季節の中で

 

晴れない日が続く。
昨年も、一昨年も、同じように、6月は雨模様だった。
実はきっと日本中の何処よりも早く、
北海道が、この十勝が、梅雨を迎えているのではないかと思う程。

「北海道には梅雨がない」
そんなことはないと思うけれど、
そもそも梅雨とはどういう物なのかよく解らないんだ。

梅雨入りから梅雨が明けるまで、
来る日も来る日も雨ばかりなのかな?
そうならやっぱり北海道には梅雨がない。

ああ、
青空がないと生きててもつまんない。
心がかびちゃいそうだ。


 


ひとつ屋根の下

2009-06-06 13:26:29 | 出来事

これ! こんなに血が出るの
親が はがした湿布を見せに来た

仙骨部の上が赤くなっている
一部ちょっとだけ浸出液が出ている
褥瘡だ

なんだってまぁ
寝たきり老人じゃあるまいし
と思いつつ
寝たきり老人のような生活習慣だ

そこへ直接湿布を貼るなんて
はがす時に血が出るに決まってる
ほんとバカだもね

薄情な私はバカを連発する

放っておくわけにもいかない

空気乾燥が良いのだけれど
そんな縮緬じわのけつでちょろちょろされたら
冗談じゃない
年寄りは乾燥してるから
普段でも行動範囲が粉だらけ
おまけに風呂上がりはヘチマ2つが揺れてるし
見たかねぇ~よ

軟膏塗ってガーゼ保護した

今朝も出がけに
はい けっつ
と声かけて
処置をする

つづく




リーダーシップを持たないリーダー

2009-06-05 19:32:50 | 少しだけ国のこと

麻生さんはぶれてはいない。
ぶれると言うのは軸があってのもの、
麻生さんにはその軸がない。

ふむふむ、成る程。
政治アナリスト伊藤惇夫さんがそう言っていた。

なんでしょうね、単なる思いつきで云うのでしょうかね、軽々しく。
就任してから終始一貫ぶれているので、唯一そこがぶれない所なのかな?
もし、政権交代が起きたら、自らが立派な立て役者だね。

良い政策も沢山やっているのだろうけれど、何だかいつもふて腐れた様な態度だし、ぶら下がりの会見も感じ悪いから、好意的には見れない。
メディアにも少しはいい顔しないと、カメラの向こうにはいつも有権者がいる。

外国に行ってる時だけは上機嫌、
何だかよく解らないけど、とぼけたオヤジだなと思う。

ああ、ちょっと口が裂けちゃった



髪の乱れに手をやれば

2009-06-03 21:09:30 | 出来事
♪赤いけだしが風に舞う
なんて歌ってる場合ではなく、
髪振り乱してとはよく言うけれど、髪ってほんとに乱れるものなんだね。
長めのショートだったのをちょっとのばし始めて数ヶ月経つけれど、
程良い癖毛も、長いほどその癖がよくでるのか、
朝起きると、飛んでるわ跳ねてるわ浮いてるわで、
昨夜は何かなされましたか?と思われるほどに、
乱れ染めにしのあられもない姿、いや頭髪でまいってしまう(^_^;)

それでもミントシャワーを吹きかけて、
乾いたらホイップムースみたいなべとつかないフォーミングワックスをつける。

動くと汗ばむ季節になり、せっせとパートのお掃除していると汗が流れる。
そして鏡を見ると朝整えたはずの髪が、東京音頭になっている。
そんなに乱れてどうすんだ!というくらい乱れてる。

やっぱ切ろっかなぁ~
やっぱあげて止めっかなぁ~


水無月になりました

2009-06-01 21:05:49 | 折りに触れ思うこと

ゴルフの中継を観ていたら、
〝にび色の空が広がっています〟と言っていた。

にび色~無彩色系の鈍い鼠色。
      無彩色系、喪服や僧・尼に用いる、「濃き鈍色」

にび色、言葉だけ聞くと趣のある良い響きだけれど、実際にはどんな色なのか分かりずらい。 簡単に灰色とは云えない深く織りなす高貴な色なのかな。

今日から6月、こちらは初夏に相応しい爽やかな風とターコイズブルーの空が広がった。 衣替え、クールビズ、サマータイム、いよいよ夏仕様だ。